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 2009年5月25日  ブルゴーニュ生活的 NEWS

クレアトラベラー (文藝春秋社より発行)  

今号の特集は「フランス、ワイン桃源郷」  、ブルゴーニュワインはもちろんのこと、 ホテル、レストラン、ショップと広範囲にわたり 紹介記事が掲載されています。   これから旅行を計画されている方は是非参考になさって下さい。

http://www.bunshun.co.jp/mag/traveller/

 

 2009年05月19日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

びそうワインリスト新着情報2009年5月18日 ヴァンサン・ダンセール

新たに追加したワインです!

Vincent Dancer
http://www.vincentdancer.com/
ブログやってるんですが、頻繁に更新していて、面白いですよ↑

Chassagne Montrachet 2007
Chassagne Montrachet 1er cru La Roman醇Pe 07
Chassagne Montrachet 1er cru T醇Ste du Clos 07

Chassagne Montrachet 1er La Grande Borne 2006

時期が来ると「びそうのワイン、準備出来てるよ!取りに来るついでに試飲においでー!」と電話してくれます。

人柄のようにピュアで真っ直ぐなワイン。彼のワインのスタイル大好き。びそうでもファンが多いです。

そうそう、秀逸なのがバックラベルに記載されている内容。シンプルであって、また足りなくもなく、知りたい情報が全てコンパクトにまとめてあって、しかも見やすい。彼の頭の良さが一目瞭然。

よくあるバックラベルに「素晴らしい自然のもとで、その恩恵を十分に受け、リスペクトし、大事に造り上げました。(例えば赤なら)果実感あふれるリッチな味わいは、ステーキなどにぴったり。」とか、文章はながーいけど、何が言いたいのかさっぱり?何も伝わってこないでしょ?案外こういうラベル多いんですよね。機会があったら是非ヴァンサンのバックラベル注目してみてください。




びそうワインリスト新着情報2009年5月16日 ブルーノ・デュシェン

現在500種ほど有るびそうのワインリストですが(現在HPでご紹介しているのは2004年開店当時のリストです。変更していなくてすみません・・・)これからは少しずつびそうのワイン情報をアップしていこうと思っています。

で今回の新着ワインはブルーノ・デュシェンのLa Luna VDP Cote Vermeille rouge 2008。


彼はフレデリック・コサールの親友で、みんなで一緒に居るときに初めて飲みましたが、特にこの2008年は果実感が爆発で本当に美味い!その場で「びそう買うからワイン置いてって!」ってお願いしました。

品種 グルナッシュ 50%、カリニャン 50%

 

http://blog.bissoh.com/

詳しくは上記ブログにて。

 

 2009年05月05日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

清志郎の死とパリのサンタンヌ通り

忌野清志郎と聞いて遠い目をする同世代の方々、私は直接のファンでは無かったのですが(洋楽派だったので)、周りにたくさんいましたRCサクセションのファン。レコード(古!)は持っていなくても大体そらで歌えますもん。

癌だったんですね・・・。彼が亡くなった話を聞いて、仕事後にひとしきりインターネットで中・高校時代好きだったアーティストの映像を探したりして。え?誰かって?それは・・・。

で、お次の話題。

「日本食街」規制の動き=アジア系集中、住民が懸念−パリ

 【パリ3日時事】日本食レストランなどアジア系店舗の集中が進むパリ中心部のサンタンヌ通り一帯で「なじみのパン屋や肉屋が消えてしまう」と懸念する住民約200人が、出店規制を求める嘆願書を市議会に提出、実態調査の実施がこのほど決まった。欧州有数の「日本食街」として知られる同地区だが、新たなレストラン開店が難しくなる恐れもある。
  日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、フランスでは1980年代にパリに50店ある程度だった日本料理店がすしブームに乗って90年代後半から急増。今や約1000店に達した。
  大半はすしと焼き鳥を組み合わせた中国・アジア系店だが、サンタンヌ通り付近は「本物」のラーメンやうどん、お好み焼きの店など20以上が軒を連ね、パリっ子にも人気がある。
  ラーメン店「ひぐま」の経営者、平田建洲さん(64)は「お客さんの95%はフランス人。いろんな日本料理店がそろうこの通りへ来るのを皆が楽しみにしているのに、一方的過ぎる」と規制への動きを批判した。
  住民のロマン・アトグさん(41)も「誰が多過ぎるなどと言うのか。日本料理店が多いのは便利で結構」と話していた。(時事ドットコムより)

何を今更?のこの話題。日本バッシングか?はたまた??

http://blog.bissoh.com/

詳しくは上記ブログにて。

 

 2009年5月5日  ブルゴーニュ生活的 TOP写真

 5月5日撮影

 春のマコンの畑。マコン地区独特の弓形に誘引された枝がきれいでした。

 

 2009年5月1日  徒然草 政(せい)ちゃん

徒然草  第 5 草 ヤナギ  Osier

ヤナギ )とはヤナギ科( Salicaceae ) ヤナギ属 Salix )の樹木の総称。世界に 350 種 あり、主に北半球に分布する。

果実はさく果で、種子は小さく 柳絮(りゅうじょ) と呼ばれ、綿毛を持っており風に乗って散布される。 なお、中国において 5 月頃の風物詩となっており、古くから漢詩等によく詠み込まれている。

  • 空海 が中国を訪れていた時代には長安では旅立つ人に柳の枝を折って手渡し送る習慣があった。
  • 柳は枝や葉に サリチル酸 を含むことから、 解熱鎮痛薬 としても用いられ後に アスピリン が作られることとなった。日本でも枝が歯痛止めや 爪楊枝 の材料として用いられた。また、葉には多量の ビタミン C が含まれている。
  • 植栽木として、川や池の周りに植えられた実績があり、先人が考えた 水害 防止対策といえる。これは柳が湿潤を好み、強靭なしかもよく張った根を持つこと、また倒れて埋没しても再び発芽してくる逞しい生命力に注目したことによる。 時代劇 に出てくるお堀端の「しだれ柳」の楚々とした風情は、 怪談 ばなしに、つきものとなった。

                                引用  Wikipedia

ヤナギ Osier の煎じ液は ベト病 の防除に効果的であるため、ビオディナミックの世界でもよく使われている。

方法: 100g のヤナギの小枝を5 L の水に入れ約 15 〜 20 分間熱する。水温は沸騰しない程度にする。その後、冷水を足して、 35 〜 50L / ha の分量で畑や庭に撒く。

 

2008 から 2009

  先日、セルパンティエール 2008 年を同僚のギオームと試飲をして、一安心した。というのも、樽熟をしてまもなく、ワインに還元的な香り(箱根の温泉卵の香)が出て、しばらくは抜けなかったのである。化学の視点でみると、還元は酸化の反対の現象であり、酸素が足らない状態である。そのため、樽の栓を外し、還元香が抜けるのを待った。「抜けた!!」と思って栓をすると、数日立つとまたあの香りが戻ってくる。「うん・・・・」

 ワインの場合、熟成途中に出来る澱が還元香の原因の一つである。あまり長く続くと、還元香がワインと結合して抜けなくなるため、今回は熟成途中で一回澱引きをすることも考えた。が、パトリックに相談したところ、もう少し天気がよくなって、温度が上がると抜けるよ!と言われ、彼を信じることにした。が、内心はやはり心配だった。

  先日、ビオの準備でドメーヌに立ち寄った際に、同僚のギオームが声をかけてきた。「せいいち、セルパンティエールを試飲したけど、 tres bon!! 」 bon は美味しい、 tres はとてもという意味である。彼はフランクな方なので、この言葉を聞いて、まず一安心した。そして、二人で試飲をして、二安心した。味はセルパンティエールらしく、粘土質土壌から来るエレガントかつ繊細な味わい、そして味の線はスマートで長く、余韻にフレッシュな酸味が口に残る。最初から抱くイメージと同じく、素直で綺麗な女性ワインである。ピノ・ノワールを男性品種に例える方は多いが、私にとって女性品種である。

まだ乳酸発酵(マロラックティック発酵)は始まっていないので、少々酸味が際立つ。もちろん 、還元香は抜けていたので、セルパンティエールファンの皆さん、ご心配なく☆

  今年は畑仕事も充実させた。冬前に死んだ樹を引き抜いた。ちょうど今、月が下降期に入ったので、近いうちに苗を植える予定である。しっかり寒くなるのを待って、 12 月末に剪定を行った。もちろん政ちゃんスタイルである。剪定は樹の一生を決める大事な作業である。造り手の考え、個性がよく現れる実に奥の深い作業である。年が明け 2009 年。枝を燃やし、 3 月末に本剪定を終わらせ、 4 月樹液が昇り始めてから、誘引をした。

4 月に入ってから天気は温かくなり、樹はもう葉を 4 〜5つ付けている。これから陽気に誘われて、枝がどんどん伸びていく。動物よりよっぽど動くな〜と思うほどである。これからの作業はまず 芽かき 1 回目、針金上げ、芽かき 2 回目、針金上げ、誘引、防除、草刈、摘芯... 

ピエール・マッソン氏  Pierre Masson

3 月末、千砂さんとサイド管理人且つ友人である鈴木さんとビオの勉強に参加してきた。去年はセルパンティエールの持病の対策の一環でビオ農法を投入したが、実のところ、ビオとは何かは全然わかっていなかった。今回、千砂さんの力をお借りして、ビオ農法の専門家ピエール・マッソン氏の勉強会に参加してきた。

  授業の始めに自己紹介で、「サヴィニーのヴィニュロンです。去年は試験的に水晶を 5 回撒きました。」いかにも頭の悪い言い方である。彼の率直な反応を聞きたかった。「そのほかは?」「ビオに関して、それだけです」「・・・」「ここに来たのは正解だ!」。授業を受けているうちに分かったのだが、私は地上の部分ばっかり気にして、地下(土)の部分を見落としていた。地上と地下、このエネルギーのバランスが大事なのだ。このエネルギーのバランスの不均衡さが植物に何らかの形で異常を生じる。裏を返すと、セルパンティエールの持病(葉巻き病)を治すには土の環境を見直すことが大事になってくる。ビオの薬剤 500 番がいいそうだ。

  さて、ビオについて少し整理をしよう。これから書かれていることはあくまでも私自身の範囲内で理解していることであって、間違っていることもある、かも知れない。皆さんは全部を鵜呑みすることはないようにしてください

ビオには 2 種類ある。 ビオロジック ビオディナミック がある。前者はいわゆる有機農法である。後者は前者を基盤にして、さらに 宇宙的な視野 から農業を考える農法である。少し変なことを言い出したが、最後まで読んでください。

大きいスケールで考えると、地球は若干傾き(公転面に対して 23 度 26 分)ながら太陽の周りを公転している。そのおかげで私たちに四季があるのだ。赤道付近は傾きが少ないので、一年中暖かいのだが。そう、私たちは 宇宙 にある太陽という惑星の影響を大いに受けて生活をしているのである。

もう少しスケールを縮小しよう。地球の周りを公転している月はどうでしょう?!潮の満ち退き、赤ちゃんの出産率、海亀の産卵... 人々は昔から経験で月の影響を知っていた。身の回りを考えれば、一年は 12 ヶ月、 1 ヶ月は31?日、正確には 1 ヶ月は 27.3 日である。私たちは 宇宙 にある太陽と月を基準の1つにして生活をしているのだ。

ではまたスケールを広げましょう。 宇宙 にある水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星はどうでしょう?!これらもある規則に沿って太陽の周りを公転している。無論、地球もそうである。地球(私たち)は「これらの惑星になんらかの影響を受けている」というように考えるのはごく自然の話である。太陽と月と同じように。ただ、私たちは目に見えて感じないだけの話である。

 

 「うん、うん」と肯く方も多いのでは?ビオの入門として、今回はここで終わりにするが、興味が沸いた方は次回を乞うご期待。単純な理論だが、私はここまで考えが辿り着くまでは随分時間を要した。

 

畑担当

 パトリックさんと千砂さんと協議した結果、今年は一部の畑で本格的に ビオ を実践することになった。最後までやらないと結果が見えて来ないうえ、ビオを評価することも出来ないからだ。

 今年の担当区画は去年に引き続き、1級畑セルパンティエール 0.3ha 、その他に1級畑ヴェルジュレス白 0.3ha 、特級畑コルトン・シャルルマーニュ 0.2ha 、計 0.8ha である。面積は去年より増えたのは当然ながら、畑の内容は一段と濃くなった。責任重大である。でも、どの畑も私にとっては 特級畑 である。一生懸命やらせていただきます。

 

 最後になりましたが、このような貴重な経験をさせてくれるドメーヌ・シモンビーズのパトリックさん、千砂さん、また今まで応援してくださった皆さんと、これから応援してくれる皆さんにこの場を借りて、感謝の意を表します。

 

5 月 1 日  政ちゃん

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