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 2008年07月17日  ブルゴーニュ生活的 NEWS 蔵のお仕事

バカンス前の大仕事?

フランスでは従業員に対し、年間5週間の有給休暇が義務付けられています。

その5週間の内、連続する2週間を夏期に取得することになっています。

ドメーヌを完全に休業しなければならないのが7月26日から8月10日まで。

畑仕事は少々落ち着いているので、他の仕事といえば「ワインの出荷」です。 というわけで、梱包作業中の写真をアップしてみました。

「これがそのうち届くのかぁ」 な〜んて思うと楽しみですね♪

 

 2008年07月06日  徒然草 政(せい)ちゃん

徒然草 第一草
「 CHARDON

 

日本の皆さん、こんにちは。 BIZE 家でワイン造りを勉強している「通称政ちゃん」です。千砂さんの書き込みでもご紹介がありましたが、この度 Domaine Simon Bize & Fils (ドメーヌ・シモンビーズ・エ・フィス)の Savigny-les-Beaune 1er Crus Les Serpentiers (サヴィ二・レ・ボーヌの1級畑レ・セルパンティエール)の畑管理と醸造をやらせていただくことになりました。フランスでワイン造りをして 2 年、訪れた実践のチャンスです。めいっぱいやらせていただきたいと思います。本当にパトリックさん(ドメーヌの当主)と千砂さんの広い心に感謝です。栽培醸造をするにあたり、記録すると共に皆さんにもワイン造りの現場でやられていることを少しご紹介できればと思い、「 徒然草」と題して書き込みをしていきたいと思います。

 

毎回の書き込みにおいて、畑に生えている雑草を紹介していきたいと思っています。記念すべき初回は「 CHARDON 」です。とにかく畑によく生えています。成長が旺盛で、すぐ葡萄くらいの高さになるため、これの除去には苦労しています。なにせ、棘を持っているので、手に少し触れただけでも激痛が走ります。最も思い出深い雑草の一つです。


CHARDON (シャルドン)

 

和名はアザミ(薊)、キク科アザミ属 ( Cirsium ) に属する双子葉植物の総称。スコットランドの国花。別名刺草。名前の由来は、アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、花を折ろうとするととげに刺されて驚くからという説がある。新芽や根は、てんぷらなどにして山菜として食べられる。

 

BIO

 任された 畑の面積はそれほど大きくないので、手作業でもいろんなことに挑戦できます。この際、思い切って BIO (いわゆる自然派)に切り替えようと思います。今までは決して BIO 至上主義ではなかったが、「畑に必要なこと、葡萄にすべきこと」を考えたら、 BIO の手法に非常に興味深いものがあったので、試みることにしました。

畑の自然環境(生物相のバランス)を整え、葡萄の持つ生命力を引き出し、健全で素直なワインを造るのが目標です。そのためには、土と葡萄のことをよく理解しなければなりません。もっと突き詰めれば、葡萄を取り巻く畑の生物環境、生物循環も非常に大事です。 BIO ワインでいう宇宙と地球の関係があるとしたら、生力学に基づいたブドウ栽培とワイン醸造も非常に興味深いものがあります。「バカの壁」をなくして、いろんなことに挑戦していきたいと思います。

 

自然? et 不自然?

私のいる Savigny-les-Beaune 村は山の谷あいに位置し、山の斜面から平地にかけて、葡萄畑が広がっています。見える限りすべて葡萄畑です。この時期はきれいに摘芯作業を行われた畑は感動ものです。ナスカの絵といい勝負します。 

しかし、よーく考えれば、自然界においてはあり得ることのない光景です。単一の植物しか植わっていないこの現実は自然界においてはまさに「不自然」そのものです。私たちがやっていることは人間の利益を追求した農業文化です。農業文化そのものは自然(界)からかけ離れた生物相であり、勝手な持論ですが 農業は不自然そのもの です。そのため、私自身は「自然農法」という言葉に非常に矛盾を感じます。

私の中では「自然農法」を、 なるべく自然に近い状態で農業栽培をすること と定義しています。それは不自然の中の自然とも言うべきでしょうか。畑を取り巻く環境、土、草、昆虫、動物、微生物 etc 全てがかかわって、生物的循環という形で葡萄畑が成り立っています。それらの関係を理解しながら畑作りをしていけたらと思います。

 

畑の様子

 六月の中旬に開花し、このままいくと収穫は九月中旬あたりになります。ただ、今年は受粉の時期に雨天が続き、結実不良が多くありました。よって、今年は収量が少ないと予想されます。 3 月ごろの冷え込みもあり、葡萄の房はやや小ぶりです。

 8の付く年は今までの経験上、いいヴィンテージになっています。88年、98年、そして・・・2008年。 皆さん、期待しましょう☆

畑作業は開花後に

•  2 回目の芽かき作業。短梢に2芽、長梢に3〜4芽

→収量制限による葡萄の凝縮と通気性を高め、病気のリスクを減らす

 

•  2 回目と 3 回目の誘引作業

→枝を垂直に誘引し、畑作業をしやすくする

 通気性が良くなる

 わき芽が少ない

•  1 回目の摘芯作業

→なるべく摘芯作業を遅らせた。これにより、わき芽の成長を抑えることができる

→高い位置で摘芯する。わき芽の成長を抑える効果と葡萄の日焼け防止、光合成の助   

 長が期待できる

 

•  わき芽の除去

→余分なわき芽を除去する。ただし、頂点を残す

→葡萄の上のわき芽は、雹害や日焼け防止のため少し残してあげる

 

•  草刈り

→草を残した草生栽培

06.07.08

斉藤 政一

PS 意見交換しましょう vivre.en.ser@gmail.com

 

開花☆

受粉  そして果実が肥大

 

若干ばらつきが。。。

摘芯されて

 

うん  キレイな畑

クルーたち

 

仕事後の一杯

 

ビールに限る 

 

 

 2008年07月03日  ブルゴーニュ生活的 イベント情報

Savigny en tous sens

サヴィニー村のワインハイキングのご案内です。
畑や森の中を歩きながら途中のスタンドでワインとおつまみをもらい進みます。
スタンドは7ヶ所、それぞれにテーマがあり楽しみながら学べてお腹もいっぱいになるイベントです。

7月20日(日)午前9時より 参加費45ユーロ  事前の予約が必要です。
( http://www.savigny-entoussens.com/ のinscription から*右上の英国旗をクリックすると英語版に変わります)

昨秋、NHKのBSハイビジョンでも取り上げられ、認知度が高まってきた
(?)サヴィニー村のワインハイキングですが、今年から7月に開催されること
になりました。
実は昨年までは9月の第1日曜日だったのですが、昨年は収穫時と重なってしまっ
たため人手が足りない、準備不足などなど大変でした。よって協議の結果、絶対
に重ならない時期への変更、「7月」となりました。

参加なさる方は歩きやすい靴はもちろんのこと、日差しが強いので帽子や日焼け
止めなど対策を十分になさってください。タオルやお水なども必需品です。
ワインは「飲み放題」なのですが。。。

 

 

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