メールはこちら bourgogne-seikatsu@wanadoo.fr

 2006年4月23日(日)Domaine Chevrot かおりさん マランジュ日記

 毎日が本当に春日和。さんさんとしたお天気の中で、パブロは畑へ、私とアンジェロは庭で自転車遊びをして楽しみました。義父母は、ヴァカンスでイギリスです。

 畑のブドウの木も、1週間ほど前から、剪定をした枝の先から涙を流し(樹液の循環のはじまり。植物の一年の活動の始まりです。涙のように雫が落ちる。)今は、芽が吹き出し始めました。

さて、3月12日のブルゴーニュ生活で紹介された、パリの石塚秀哉さんのフレンチ・レストラン“Le Petit Verdot”(プティ・ヴェルド)にシュヴロのワインが入荷されました。
石塚さんは、私のボルドー留学時代からの友人で、尊敬するソムリエの一人です。
パリに行ったら、石塚さんのお店でワインの話に華を咲かせましょう!

Le Petit Verdot
75 Rue du Cherche Midi
75006 Paris
TEL/0142223827
http://www.LE-PETIT-VERDOT.COM

 

 

 2006年4月22日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

映画「Memoires d'une geisha」ボーヌ封切りイベント開催!

 

来る4月30日(日曜日)にボーヌの映画館CAP CINEMA (http://www.cap-cine.com/beaune/beaune.html)にて、映画「Memoires d'une geisha」邦題「Sayuri」(http://www.movies.co.jp/sayuri/)が公開されます。

これに先立ち、CAP CINEMAとレストラン媚竈共同でイベントを行います。

ミニ・コンサートや講演会の後、割引料金にて(5,5ユーロ)映画をご覧頂けます。

またディジョン日仏協会によるお茶と和菓子のサービスも予定しております。

以下簡単なプログラムをご紹介致します。詳細はレストラン媚竈までご連絡下さい。

電話 03 80 24 99 50
E-mail bis@bissoh.com

午後4時〜    ミニ・コンサート、日本文化に関する講演
午後4時40分〜 映画上映

皆さん是非遊びにいらしてくださいね!

 

 2006年4月17日(月)Domaine Chevrot かおりさん マランジュ日記

 
  本日は、パーク(イースター)の祝日でした。パークとは、キリストの復活を記念する祭りで、春分後の最初の満月の日の次の日曜に行われます。そして、復活祭の翌日の月曜日も休日となっています。


 フランスでは、この週末に家族で集まり食事をします。そして、子供達は庭に隠された、復活祭の卵( oeufs de Paques 、卵型のチョコレート。新しい生命復活の象徴を意味するもの。)を探し出すというゲームを楽しみます。


 27ヶ月のアンジェロは、昨年は歩けませんでしたので、今年が始めての試みでした。といっても、よく意味が分かっていないようだったので、最初は、おじいちゃまのフェルナンと二人で始めました。見つけるたびに大人達からの拍手喝采を受けるアンジェロは、いい気分になって、全ての卵を探し出した後も、まだ疑い深く辺りの草陰を覗く様子。これには、皆大笑いをしました。


 こうして見つけたチョコレートの山に、満足顔のアンジェロ。うーん、フランス人のチョコレート好きは、こうして始まるのですね!!


 月暦三月十二日サヴィニー便り Bize 千砂さん

 Giboulee de Mars(ジブレ・ド・マルス)というコロコロ変わる天気が名物の3月を過ぎ、やや陽気が安定してきました。
そして今日はdimanche des Rameaux(ディモンシュ・デ・ラモー)。キリスト復活祭直前の日曜日をこう呼びます。

 これから暫くキリスト教関係の祝祭日が続くので、ちょっとまとめておきましょう。私自身、カトリック信者ではありませんが、ずーとその系統の学校に通っていたので、多少なりとも分っているつもりです。

 今週末、キリストは人類の罪を背負い十字架にかけられるわけですが、その準備というかツゲの枝をもってエルサレムに入ります。その日が今日なのです。十字架上で処刑された後、安息日の前に慌ててお墓に収められ、安息日明けにマグダラのマリアだったでしょうか(記憶が確かではありません)がお墓に行くと、中が空になっている。そう、キリストの復活です。それがフランスではPaquesという行事です。それから40日間弟子の元に現れ、昇天していくのが昇天祭(Ascension)です。そして弟子達の上に聖霊が降りてきます。それが聖霊降臨祭(Pentecote)です。

 さて、今朝、義母がbuis benit(ミサで清められた聖なるツゲ)を持って我が家にやってきました。
「今日は一年の風向きをみる日でもあるのよ。」
昔から、ディモンシュ・デ・ラモーの風向きがその年を代表する風となる、といわれているのだそうです。

 「北風は乾燥した年をもたらし、南風は嵐を。東からの風は熱を、西風は雨を運んでくる。」

 なーるほど。で、今日はどんな天気かというと、一日中雨。でも風はあまり吹いていなかったような…
どんな一年になるのか、天気は神様次第。
 この日記を書くにあたり、Paquesを調べてみると、「春分後の満月のあとの最初の日曜日」となっていた。キリストの誕生日といわれるクリスマスは冬至の頃。キリスト教の元には太陽信仰がある、と読んだ事があるけれど、正にそうね。

 2006年4月13日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

人気の蒲焼きが定番に!

お待たせ致しました!

去年ご好評を頂いた「うなぎ蒲焼き」が復活、そして定番メニューとなりました!!

フランス人も大好き、日本人ももちろん大好きうなぎの蒲焼き。ボルドーあたりでは、まるまる太ったうなぎをザクザクぶつ切りにして赤ワインで煮込んだものが有名。また北欧では燻製にして食べます。でもなんと言っても美味なのは蒲焼き。

うなぎは夏の食べ物と思いがちですが、どうしてどうして。うなぎには特にビタミンが豊富。うなぎに含まれる主なビタミンは、ビタミンA、D、E、B1、B2、B6、B12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸など。中でも、体力回復のカギを握るビタミンB1と、皮膚や粘膜の潤いを回復し、かぜなどへの抵抗力をつけるビタミンAは特に多いとか。

うなぎについての詳細はここ↓
http://www.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/kenkou/plus/327008

季節の変わり目、朝昼寒暖の差が激しいブルゴーニュにうってつけの栄養食。

メニューにはうなぎコース(先付け、前菜、メイン、デザート)の他に、うなぎ蒲焼き単品、うなぎのお寿司もございます。

 

 

ロワールワインの旅

今週は2日の定休日に、グランジュールで休み無く働いた代休を付けて、ロワールへワイン買い出しの旅に行ってきました。

1日目 朝五時起き。前日に作っておいたおにぎりを車内で食しつつ出発。


    ニコラ・ジョリ


    デ・グリオット


    ジョー・ピトン


    ルネ・モス


    マーク・アンジェリ
    


2日目 オリビエ・クザン


    クロ・ルジャール


    フィリップ・アリエ

    フランソワ・シデーヌ


    クロ・ド・トゥブッフ&ティエリー・ピュズラ

 

3日目 クロード・クルトワ


    ディディエ・ダグノー

 

毎年恒例の生産者巡り。詳細はまたご報告します。

 

 2006年4月9日(日)Domaine Chevrot かおりさん マランジュ日記

 

 

 晴れると、初夏のような心地よい日差しが得られるようになりましたが、まだまだ冷たい風の吹くブルゴーニュに、息子アンジェロは、また風邪をひいてしまいました。

 さて、今週末は3つのマランジュ村(シェイイ・レ・マランジュ村、ドゥジーズ・レ・マランジュ村、サンピニイ・レ・マランジュ村)の蔵開放を行います。今年は、造り手がサンピニイ・レ・マランジュ村に大集合します。(ドメーヌ・シュヴロは、Domaine rouge queue,ジャン・イヴ・ヴァンテ ? 10, rue Saint Antoineで出展します。)

・ 4月15(土)、16日(日)
・ SAMPIGNY LES MARANGES村の各ドメーヌ
・ 10:00〜19:00
・ 参加費 3ユーロ(グラス付)

家族や友人と過ごす楽しい週末をこのマランジュ村でどうぞ!


 2006年4月3日(月)Domaine Chevrot かおりさん マランジュ日記

先日のクルゾーでの試飲会は、お陰様でたくさんの方に訪れていただきました。そして、出展をするヴィニェロン達にとっても、すばらしい一日でした。

試飲会に出展するときは、シュヴロ家の場合は、いつも夫婦単位です。義両親が一緒に出かけるか、私達か。今回は、夫のパブロが招かれていましたので、私が同伴をしました。

さて、始まったのはいいものの、造り手達は皆知り合いなので、なかなかブースの中におとなしく収まっていることはなく(ここが、とてもフランス的です!)お互いのワインを試飲しながら情報交換をしています。もちろん、来場者の様子を見ながらですけれど。

そして、一日が終わると、夕食会の前に、造り手だけのアペリティフ・パーティー。今回は、これがすごかった!

会場はクルゾーの街の美術館となっている、ヴェルリー城。19世紀には、クリスタル会社の経営者の邸宅だったというこのお城は、目にお粗末なもの(ごみの搬出、食料の運搬等)はすべて地下の回廊を通したという徹底的な贅沢ぶり。フランスの歴史遺産に指定されています。

私達、造り手のパーティーは、この邸宅の一部のイタリア風建築のシアターで行われました。イタリアのミラノ座風のとても豪華な会場では、クレマン・ド・ポワレ(梨の発泡酒)と極上のコンテ・チーズを摘みながら、著名な歴史家による、クルゾーの歴史についてのコンフェランスを“うっとり”と聞きました。

残念ながら大戦の被害にあってしまったクルゾーは、観光客が多く訪れる街ではありませんが、それでも美しい建築物を残そうという努力を惜しまない、とても好感の持てる街でした。

フランスの旅も慣れてきたら、クルゾーのように、あまり観光客の少ない小さな街にふらっと泊まって、歴史的建造物を訪れ、地元の料理とワインを楽しむのもいいかもしれませんね。クルゾーから30kmとご近所である私達にとっても、大変新鮮な一日でした。

 

 月暦三月四日サヴィニー便り Bize 千砂さん


 つい最近まで鳥インフルエンザで騒いでいたかと思いきや、先週からニュースで流れるのはCPE(就職初期契約とでも約すのでしょうか?)関連の報道ばかりで、先週火曜日は学生と政府が対立し、学生が各都市でデモ行進をし、学校は封鎖され、CPEに反対する企業もストライキを行った。

 中には1968年のフランスを発端とした学生紛争を想像した方も多いことでしょう。でも、今回の騒ぎに当時ほどのイデオロギー的なものはなく、ほんの一握りの学生が行動に出ただけで、あとはあっさりしたのもです。ただ、その一部の学生の異端な行動は社会に迷惑をかけ、授業を受けたくても校舎に入ることができず、テストを受けることのできない真面目な学生がでたり、木曜日には学生が線路に横たわり交通を妨害したために電車が3時間も遅れたり、「あなたたち、めちゃくちゃよ。」と叫びたくなります。

 そしてその日、我が家は保育所と化し、ゆうごとクラスメート2人、近所の女の子を預かることに。というのも、学校の先生までがCPEに抗議するとして、授業をボイコット。あーあ。一体どうなっているのでしょう。
その日、ストした企業は、フランス国有鉄道、フランス電気・ガス公社、フランス電電、メディア各社など、国有企業と公共性のある企業ばかり。ここにフランスが抱えている病巣が垣間見られます。

  それにしても雇用対策として政府が近年に打ち出した政策はフランス社会に波紋を及ぼすばかり。35時間法は思うように雇用を生むことなく、逆に経済の停滞を招きました。そして今回のCPE。企業が新人を雇いやすいように考え出された法案ですが、そんな何だかよく分らない法律を新たに作るよりも、企業には活力が出るように、そして若者には働く意欲を起こさせるようにする環境を作る必要がある。働かなくても(働けるのに)国に生活が保障され、手当てが支給されるのはおかしい。働けば働いただけ報酬がもらえるように戻せばいい。現在は働くほど税金で取られていくし、規定以上働きたくとも難しいシステムになっている。それが今のフランスです。