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 月暦一月二日 (1月30日) サヴィニー便り Bize 千砂さん

新年早々、訃報です。
ドゥニ・モルテ氏が自ら銃弾で命を絶ちました。
葬式は木曜日です。    ドメーヌ ドゥニ・モルテ 参考サイト

こちらで驚くことは、身近なところで自殺者が多くいることです。3ツ星シェフのロワゾー氏のそれは、皆さんの記憶にも新しいことでしょう。先日、法要に行ってきました。Saulieuで起きた惨事も1月のことでした。
日本では自殺率が一番高いのは秋田です。日照量が関係するといわれますが、ブルゴーニュの冬の日照量は極端に少ないのです。天気がいい日でも霧がたちこめ、視界が奪われます。
ブルゴーニュ大好き人間の私でさえ、冬はとてつもなく長く感じられ、気が滅入ってきます。

あの、ひどいブルゴーニュ訛で彼の自慢話が聞けないかと思うと非常に残念でなりません。

 2006年1月28日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

エスパス・ゼン〜びそうのこあがりスペース

 

エスパス・ZENと名付けられた(というか、マダムが勝手に命名)びそうのこあがりスペース。板張りに黒塗り座卓、座布団とびそうの中で最も和のエスプリ溢れるところ。他のテーブル席から離れていますので、小さいお子様がいらっしゃる御家族やZENの雰囲気にたっぷり浸りたいお客様にとても好評。昨日も4歳と2歳のお子様の御家族で大賑わい。ご両親も子供が目の届く所で遊んでいるので安心です。

この週末はサンヴァンサン・トゥルナント。ブルゴーニュの人たちは勿論、みなフランス各地から1年に1度のワインのお祭りに参加します。「サン・ヴァンサン」はワインの神様。ワイン文化根強いフランスは「ヴァンサン」君と出会う確率が高いです。このお祭りは毎年ワインの村ごとに持ち回りで大試飲会を開催。この週末も、のんべさん達がグラス片手にオート・コート・ド・ニュイの16の村々を廻ります。(以下その村々)

Curtil-vergy, L'Etang-Vergy, Messanges, Reulle-Vergy, Arcenant, Chaux, Chaux, Chevannes, Meuilly, Echevronne, Fussey, Magny-les-Villers, Marey-les-Fussey, Villers-la-Faye, Concoeur et Corboin, Segrois, Villars-Fontaine

普段あまり行くことのないオート・コートの村々、少々寒いですが皆さんとわいわいワイングラス片手に16の村々を廻るのも楽しいのでは?ワイン試飲に疲れたら、びそうでのんびり焼き鳥に熱燗でもどうぞ。

 

 2006年1月23日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

すべる。

 

遂に「すべって」しまいました、お昼の営業中。いつやるかとひやひやしていたのですが、今日のお昼、キッチンからホールに降りる階段の途中ですってんころりんです・・・。上手いこと滑ったので怪我も何も無かったのですが、持っていたアミューズは無惨にも吹き飛びました・・・。近くのテーブルのお客様が慌てて駆け寄って下さって「大丈夫?」と。うう〜、恥ずかしや、恥ずかしや。しかし、そこはサービス業、にっこり笑って「何も問題ございませんわ、ご心配お掛けしてすみません、おほほ・・・。」その後、何も無かったように軽やかに身を翻しキッチンへ。「うえ〜、いたたたた〜、シェフやっちゃいました〜。」こんな姿はお客様には決してお見せ出来ませぬ。ディジョンから度々来るびそうファンの常連さん、夏に海辺のレストランでバイトしていた時、大皿に載った熱々ラザニアを、階段から滑って自分の胸の上にひっくり返しやけどした事があったんですって。レストランには危険が一杯。注意しなくちゃ。

「すべる」といえば、渦中のライブドア問題。堀江さんもこのまま滑ってどこかへ行ってしまうのでしょうか・・・。

※昨日の詳しい動きはこちらでどうぞ↓
http://www.linsbar.com/e2/index.html

悪い事は悪い事、でもどうも腑に落ちない部分があるのはどうしてでしょう?若くして新しい事に果敢にぶつかっていった行動力と知力は素晴らしいと思っているからでしょうか。

今年は雪の多いブルゴーニュ、積雪の後気温が低く凍結。自宅玄関から降りる階段でこれまたすってんころりん。自分のアタッシュケースの上に滑って鞄が潰れたよ、とは昨日のお客様の弁。

レストランでも自宅でも、はたまた人生においても危険が一杯。気を引き締めていきましょう!

 

 月暦十二月二十二日 サヴィニー便り Bize 千砂さん


 今年も残すところあと一週間。月暦では1月28日が晦日となります。旧暦で新年が1月中というのも珍しく、また、来年は閏月、つまり一年が13ヶ月になるという、現在の暦に慣れてしまっている私達にはなんとも不思議な年になります。

 さて、ブルゴーニュではここ暫く寒さは少し和らいでいますが、今冬は北半球全般に寒さが厳しい。地元天気予報によると、2月に大寒波が襲ってくるという観測があり、我が家の薪ストック(うちの場合は樽の廃材とブドウの枯木です)は春までもってくれるのだろうか…とやや心配になってしまいます。

 ビーズ家の生字引であるパトリックのお母様によると(まだまだ78歳とお若く、本当に失礼な嫁です)、1929年、1956年、1985年に大寒波が遅い、気温は−25℃を下回ったとのこと。いずれも2月のことであり、「当時は現在のように生活に余裕があったわけではなく、野菜などのわずかな蓄えまでが凍ってしまい、それは苦労しました。29年当時、私はまだ1歳で、母によると、哺乳瓶の中のミルクが凍ってしまって、それはそれは泣き止まず大変だったそうよ。」と、今年もそうなるかもしれないからよく心得ているように、と説教をされているようで、ありがたい限りです。

 そして今日は守護聖人が聖ヴァンサン、ヴィニュロンの守り神、の日です。サヴィニーでは、昨日、恒例の儀式が行われ、夜は遅くまで飲めや歌えやの宴会が繰り広げられました。会の閉めには、”Les Joyeux Enfants de la Bourgogne(ブルゴーニュ賛歌)”を酔っぱらいたちが起立をして歌い上げるのですが、私も今年がブルゴーニュ生活9年目、やっと自信をもってリフレインの”Je suis fier d’etre Bourgignon!”を声高に歌いあげることができるようになりました。

 来週末はSt.Vincent Tournant(サン・ヴァンサンワイン祭)がオート・コートの村々で繰り広げられます。なかなか足を伸ばすことのないオート・コートの村々を巡回バスにのり、グラス片手に練りまわるのも悪くないですね。

 2006年1月21日Domaine Chevrot かおりさん マランジュ日記

マランジュのサン・ヴァンサン

 

一週間ほど前から、厳しい寒さが一先ず落ち着いたようですが、いつもどんよりとした冬のブルゴーニュ。今日のマランジュのサン・ヴァンサン(ワインの神様)のお祭りに、久しぶりの太陽が顔を出してくれました。

朝9時に、2005年にマランジュのサン・ヴァンサンを守り続けたフランス・デソージュ家に、村のそれぞれの造り手が神様を向かえに行きます。そこで、一杯交わしながら2005年の出来を皆で報告しあいます。それから、今年ミサが行われるシャンジュ村の教会まで、神を祭った行列行進が始まります。そして、2006年の神様の宿となるギィ・デソージュ家までお見送りをし、2006年の豊作を祈ってまた一杯。その後は、村の公民館での大昼食会です。来年、2007年のサン・ヴァンサンは、ドメーヌ・シュヴロにご来訪されます!

 

この様に、ブルゴーニュのヴィネロン(家族経営の造り手)のワインは、ワインを造るという営みだけではなく、何年もかかって築き上げられた歴史からであり、伝統からであり、人々の日々の生活からであるところが、大会社経営の工場で作られるワインとの違いです。そして、忘れてはならないのがテロワール、つまり地味、気候条件、人間ファクターの複雑さです。ですから、ブルゴーニュのワインは、本当に様々。日本の各家庭で作られるお漬物の数ほど、種類があるといっても過言ではないでしょう。これがブルゴーニュ・ワインの良さなのです。

最近、少々気になるのが、世界中のワインをプロとする方々の行動。売れ筋のワインにするため、香味を変えるように働きかけている場合があります。頼まれた造り手も、それではと、売れている他の村のワインを真似ようとする。正しい方法で育てられたブドウの、正しい方法で醸造されたワインである限り、そのテロワールからできるワインを尊重しなければなりません。ブルゴーニュのワインが皆同じような香味になってしまうほど、寂しいことはないのです。

むしろ、ヴァリエーションのあるワインを、様々なシーンで提案していくことが、本当に豊かな生活を得るために大切なことだと思います。まだ、ワイン文化が根付いて間もない日本では、大変な想像力を必要とする仕事です。これを、日本のワインに関る全てのプロフェッショナルな方々に期待したいと思います。

 

 2006年1月21日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

シャンパーニュ・テラピー(アンドレ・ボーフォール)

1泊2日でシャンパーニュへ。ボーヌからシャンパーニュへは車で3時間40分ほど。毎年この時期は週2日の定休日を利用してせっせとドメーヌを訪問。シャンパーニュなど遠方は1年に一度の大切なランデヴー。「ちょっと太ったわ〜。」とか「あれ?ちょっと薄くなった?」とか・・・。もちろんお店の近況報告やミレジムの話も。

今回の訪問先はジャック・セロス、エグリ・ウリエ、アンドレ・ボーフォール、アンドレ・クルエ、ダヴィッド・レクラパール、ガティノワ。今回は2日のみなので、びそうシャンパーニュリストの全てのドメーヌに顔を出す事が無理なのが残念!びそうのワインは、全て直接生産者を訪問し、彼らと和食とワインのマリアージュについてじっくり話し合ってからセレクト、本人から直接買っています。ですから、お客様にお勧めする時にも自然と力が入ります。

さてこれはジャック・ボーフォールさんから聞いたちょっといい話。

ジャックさんの友人でパリ近郊にあるレストランのシェフ、最近体調が悪いらしい。レストランの仕事は、朝早くから深夜過ぎまでの長期戦、なおかつずっと立ちっぱなし。疲れが溜まりすぎて夜熟睡できないらしいと、そのシェフの奥さんがジャックさんにポツリ。ジャックさんは、最近、パーキンソン病で悩んでいた人が、毎晩1杯のシャンパーニュと薬草で回復傾向にあるという話を奥さんにしたところ、「じゃ、彼に夜寝る前シャンパーニュを1杯飲んでから寝るように勧めてみるわ。」

何ヶ月か後、そのレストランに行くと、血色の良いご主人が。「ジャックの言う通り、寝る前のシャンパーニュを彼に勧めてみたの。そしたら、寝付きが信じられないほど良いんですって。眠りも深いし、目覚めも前と格段に違う!みて、あんなに元気そうでしょ?ただ、ちょっと違うのは1杯じゃ終わらなくて2杯飲んじゃうところだけど。」

マダムびそう命名、これぞ「シャンパーニュ・テラピー」!最近マダムびそうも寝る前にはシャンパーニュを一杯。ホント、ぐっすり眠れて寝覚めもすっきり!騙されたと思ってやってみて。昼はチコリ・コーヒーに夜はシャンパーニュを一杯。でも、食事の時にはワインもどうぞ。

 

 2006年1月9日Domaine Chevrot かおりさん マランジュ日記

2006年が皆様にとって、素晴らしい年となりますように!!

 

皆様はどのようなクリスマス・新年をむかえましたか?
私のクリスマス休暇は、日本への帰国となりました。日本に帰れる休みは、今年は今回のみということで、仕事のある夫のパブロはマランジュに残り、アンジェロと2人で思い切って帰ることにしました。

クリスマスは、チョロの演奏家である長谷川陽子さんをはじめとする若手演奏家のコンサートに行ってきました。実は私は、先月より陽子さんのファンクラブ“ひまわり”の海外会員にしていただいています。音楽はどのジャンルも好きですが、日本にいた頃は忙しくて楽しむ暇がなく、仕事の合間にコンサートのチケットが手に入ると出かけていたくらい。マランジュに来てから少しずつ楽しみたいと思っています。
といいながらも、また忙しい学生生活がはじまりましたので、しばらくお預けですが・・・。

 

長谷川陽子さんのサイト http://yoko-hasegawa.com/himawari/

 

もう一人の音楽家の友人であるピアニストの成嶋志保さんが1月21日にパリのバスティーユでアトリエ・コンサートをすることになりました。是非お越しください!

1月21日 (土) 20時
 
ATELIER DE LA MAIN D'OR
9 passage de la Main d'Or
75011 Paris, Metro Ledru-Rollin
要予約:RESERVATION IMPERATIVE
au 01 48 06 89 29 ou becky.tepfer@free.fr
Partitipation Libre
入場無料

プログラム

リスト : 巡礼の年 第一年 スイス
シューベルト :  ソナタ イ短調 D.845
シューベルト=リスト : シューベルト歌曲の編曲
・水面に寄せて ・魔王

 2006年1月8日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

あなたも如何?チコリコーヒー


暗くて寒くて長いブルゴーニュの冬到来。仕事前、書類整理中、ちょっと休憩・・・毎回何か温かい飲み物が欲しくなるこの季節。静岡っ子のマダムは当然お茶。でも、最近のお気に入りはチコリコーヒー。「チコリコーヒー」で検索すると色々出てきて面白い。

まず凄いのは、利尿効果や強壮効果、肝臓疾患やリウマチ、痛風、便秘に効果。また最近注目の水溶性植物繊維「イヌリン」含有。この成分は血糖値を下げる作用に優れ、糖尿病の改善に役立つことが期待できるとか。多くの野菜や果物がイヌリンを含有しているが、特に多いのがニンニク、ニラ、タマネギ。その中でもチコリの含有量は群を抜いているらしい。だからチコリコーヒー。

引用はここ↓
http://www.yukan-fuji.com/archives/2005/03/post_1788.html


まずはチコリとコーヒーが同量混ざった粉末状のインスタントが分かりやすい。他にはマダムびそう愛飲の、チコリにライ麦、大麦を混ぜたものなど。味はほぼコーヒーの味に近いのですが、えぐみや酸っぱさが無く、砂糖を入れなくてもほのかに甘みを感じます。たくさん飲んでも胃が疲れることがありません。

日本でもハーブコーヒーとて注目をあびているようですね。是非探して試してみては?


 2006年1月6日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

ピエンロー




冬になると必ず恋しくなるのが鍋料理。美味しい鍋料理は数あれど、私が信じる鍋料理ナンバーワンはやはり「ピエンロー」。材料も、豚バラ、白菜、干し椎茸、鶏もも、春雨があれば簡単に出来るので、和食材の手に入らないブルゴーニュなど地方ではもってこいの鍋。作り方も至って簡単。

「扁炉 ピエンロー(中国風白菜鍋)」の作り方
(以下「河童のスケッチブック」より抜粋)

中国の広西省の素朴な家庭科理で、だれにでも出来るじつに簡単な鍋料理。″粗塩″″胡麻油″"一味唐辛子”だけで調味するのがキメテ。作り方は大ざっぱでも、不思議なくらい味はデリケートに仕上がる。(ただし、冬の料理。だからその季節まではおあずけ)

五人前の材料 

白菜1株(4〜6センチにザク切り。白い部分と青い部分を分けておく。煮え方が違うから)
干し椎茸50グラム(水に浸してもどしておく。もどした水は、ダシが出ているから捨てるのはモツタイナイ)
豚肉500グラム(バラ肉の薄切り。ロース肉でないほうがいい。一人分100グラム見当)
鶏肉500グラム(モモ肉がいいが、脂肪分を気にしない人には手羽先も美味。ロースやササミの部分は不適。味が出ないから)

春雨1袋(水にもどしておく)

鍋はできるだけ大きめで深いものがいい。鍋に、白菜の分厚い白いほうと、豚、鶏、椎茸を全部ぶち込む。順序や火加減などに気をつかう必要はまったくナシ。乱暴に作っても美味というのが、この″ピエンロー″のいいところ。材料の入った鍋に、タップリ水を注ぐ。そのとき椎茸をもどした水も忘れずに使う。胡麻油を大さじ2杯ぐらいたらしてフタをする。

しばらく煮て、途中でさっき入れなかった白菜の青い葉っぱの部分を追加する。時差をつけて入れると、先にほうり込んだ白い方と同じやわらかさになる。この鍋は、白菜がクタクタになるほど煮た方が美味しい。だから、それを待つ間40分ほど、招いたお客とおしゃべりでもしていればいい。

だいたい出来上がったら、水にもどしておいた春雨を最後に入れる。春雨は煮すぎないこと。これで、″ピエンロー″は出来上り。

さて、食べ方だが、この鍋は、作り方よりも食べ方にコツがある。

食べる直前に、胡林油をもう一度タラタラ。この鍋に秘訣など何もないが、もしあるとすれば、仕上げの胡麻油タラタラの匂いと風味。鍋の中には味つけをしていないから、各自でやる。自分の碗に塩と唐辛子の粉を入れ、鍋の汁をすくって溶かす。それをつけ汁にして食べるわけだが、この鍋にかぎっていえることは、少し塩加減が濃い方がオイシイ。食べるとき、できるだけ汁を飲まないようにする。後で粥にするときに必要だから。鍋の具を食べた後、残したスープにご飯を入れ、″ピエンロー粥″を作る。この粥は鍋の中で塩味をととのえる。好みで少し胡林油を足してもいい。たとえ鍋で腹一杯になっていても、この″粥″はパスできないほどオツな味である。粥を食べるとき、なぜか冷たいベツタラ漬けがよく合う。

蛇足 この鍋は″塩”がこんなにウマイものか、と再確認する料理。もし、オイシクなかったら、ご自分の塩加減が悪かったということになる。

蛇足の蛇足″扁炉”の意味を中国の人にきいたら、″扁(ピエン)”とは″ささやかな”という意味とか……。″炉(ロー)″は鍋料理。つまり″気取らない家庭の鍋料理″ということ。ただし、″ささやかな鍋料理″といっても、二人差し向かいで静かに食べる鍋ではない。少なくとも四人以上で、できるだけ賑やかに陽気に食べることをおすすめしたい。

如何でしたか?早速食べてみたくなったでしょ?この料理の凄いのは、作る手間が殆どいらないのに抜群に美味しいというところ。これであなたも今夜からピエンローフリーク!

でも、本格的にお鍋が恋しくなったら是非びそうへどうぞ。以前より人気の一人寄せ鍋(お肉は牛、豚、鴨、鶏からお好きな材料をご選択。その他に野菜色々、豆腐、椎茸などの茸類などがふんだんに入ったヘルシー鍋です)に加え、しゃぶしゃぶコースも加わりました。コースの前菜2品には、茶碗蒸しと串焼きが2本付きます。

ブルゴーニュの心底寒い冬に美味しいお鍋、是非どうぞ!


 月暦十二月三日 サヴィニー便り Bize 千砂さん

 

あけましておめでとうございます

月暦で表すとまだ、年明けではないのですが、それはそれとして、2006年、新たな年明けです。
昨年は、努力してきたことが形になってきていい年だったなあ、と感慨深いものがあります。

まずは子供。相変わらず私の生活の中心は子供で、特に昨年は産休を終えたお母さんがゆうごやなすかの友達に多く、かなりの頻度で我が家が保育所と化したように思えます。小学校2年生のゆうごは勉強が嫌いで(普通といえば普通ですが)、自信のない子供をいかに踏ん張らせるか、随分と時間とエネルギーを費やしました。
なすかは幼稚園年長組。幼児はその成長が満ち足りる頃から抽象的な世界から具象の世界へと進んでいくといいますが、最近の彼女を見ていると正にその瞬間にいる気がします。彼女の描く絵の幅が広がると同時に、文字というものに急に興味を抱き始め、これがその時なのかも、と思わずにいられません。強度の人見知りも、氷河期を乗り越えたようです。

パトリックは、子供嫌いというか子供に全く関心のない人でしたが、見違えるほど子供に対し許容範囲が広がりました。とはいっても、怖いパパではありますが。それは仕事が順調だからなのでしょうか。特に、ドメーヌのメンバーのチームワークがすごく良く、いい雰囲気の中で、スムーズに事が運びます。少しずつパトリックに余裕ができはじめたわけですが、彼の偉いなと思うところは、そんなときでも現場を離れないことです。どんないい馬でも手綱を引いていなければ思うようには動いてくれません。それを忘れた生産者がなんとなく回りに増えているような…そんな気がします。

私はというと、念願のパテ作りをマスターし、いっきに料理のレパートリーが増えました。とにかく来客の多い我が家。こういう作り置きのできる一品は大助かりです。そして材料費がかからない。いわゆる、「これ捨てようかな」と思うような部位や、「これ作り過ぎちゃった」というときに、ひと手間かけるだけで別物に変身するのです。シュークルート(ザワークラフト)の残りで作った酸味の利いたパテ、多く作りすぎた餃子タネで作った中華風パテ、大好きなレンズ豆をたっぷり入れたチキンパテ、どれも好評でした。

ユウゴ&ナスカ作 2006年年賀状

2002年夏から始めたビーズ・ファミリー構造改革。5年計画なので、そろそろ終盤に差し掛かり始めました。改革の鍵は「私が本腰を入れて家庭の主婦になる」ということでした。どれだけ腰を据えることができたのか、生温い点は多々あると思いますが、私自身気持ちの持ち方にはっきりと変化があった数年でした。2007年の夏まで、つまり、なすかが無事小学生生活をスタートすることを見守ってから、次のステップに進むのですが、先のことはこれから少しずつ考えていきます。

最後になりましたが、シモン・ビーズのワインのこと。
現在市場に出回っている、2000年以降のヴィンテージについて簡単にコメントしましょう。
まずは白。
2000年は腐敗果が貴腐のような風味を醸し出し、ちょっとトロリとした、滋味な感じが、ブルゴーニュの酸が苦手という方にも味わっていただけます。
2001年は閉じています。果実味が眠っていて、「これ酸化?劣化?」という印象を受けるかもしれません。
2002年は今年の夏までは、間違いなくその若さを十分に楽しんでいただけるでしょう。わたし的には現状、いちばん元気をもらえるワイン。
2003年は冬場に味わいたい白ワイン。
2004年はブルゴーニュのワインらしい白。お楽しみに。
そして赤。
2000年は熟成の風味がきれいに出てきて、しっくり味わっていただけます。落ち着いた気分の時にどうぞ。
2001年はやっと少しづつ開いてきました!ヴェルジュレス、かなりお勧めしちゃいます。これぞブルゴーニュ、これぞサヴィニー、これぞビーズ!
2002年は美味しいです。スケールが違います。でも今は断然2001年の勝ち。
2003年はパトリックのお気に入り。果実の濃厚さがたまらない。
2004年はブルゴーニュのワインらしい赤。お楽しみに。

それでは、本年もどうぞよろしくお願いします。

 2006年1月2日  Caveau de Chassagne 日記 管理者

フランス人に喜ばれるお土産

 

カラリン、コロリン

 

OH! BONJOUR! MONSIEUR BOEUF DE KOBE!! (こんにちは!神戸牛さん!!)

 

・・(´Д`;;)・・・アナタ ダレデスカ? マッタク モオゥ〜〜。

ここ数日、初めてお会いする方々にまで、神戸牛野郎と呼ばれ一人喜んでいる。
クリスマスイブアペリティフに用意したお土産が大反響だったようだ。

 

 

実は12月24日の午後18時より、「ささやか」なクリスマスイブアペリティフがカボーデシャサーニュにて行われた。ムッシューラトーよりの召集指令を受け、我々はバケーション中ながらもショップにその日だけは戻ってきたのだった。

クリスマスイブアペリティフのお誘いを受けたのは12月中旬。
「とんでもないワインが空くぞ。楽しみだな!!」と、集まるワインに期待を寄せるムッシューラトー。
「ワインは造ってる奴が持ってくれば良い、おつまみもレストランのシェフが作ってくるから心配ない。我々は飲み食いするだけだ!はっはっは」と、心から楽しそうな表情をしながら。

私もヤマトの国を思わせる何か気を利かせたものを・・・・と、ひねり出した物が

 

「神戸牛」だったのである。 モォ〜〜ゥ♪

 

==お土産あれこれ==

蔵訪問や旅行のガイドをしていると、色々なお土産を渡す機会に遭遇するが、これがなかなか難しい。
お中元やお歳暮といった日本人同士へのそれですら簡単ではないのに、異国のまして初めて会う人々へのプレゼントなのだから、やっぱり一筋縄ではいかない。

「心砕いて、よくぞこんなものをご用意しましたね!!」と心から拍手を送ったものは

「自家製漬物」
「自家製味噌」
「高級魚沼産コシヒカリ 5キロ」
そして 「超高級生豆乳とニガリからなる手作り豆腐セット」 等・・

和風な色合いが濃くなれば濃くなるほど一般のフランス人には斬新なモノとなるようである。翻訳の難しさも飛躍的にアップするものが多い。

万人受けする妥当なお土産としては
「カステラ」等のお菓子類であろうか。 
(カステラは外れた試し無し。「直ぐになくなってしまった!次は2個持ってきて!!」と言わせるぐらいフランス人の口に合う。)

*その他の要注意なお土産**

日本人の心であるお茶:フランス人の殆どはコーヒー派でお茶は飲まず、お茶の入れ方は知らないのでティーバックが無難。フランス人家庭の日本茶用のキュウス普及率は3%ほど?? 
お魚さん関係のお土産(干物等):「お魚さんは金曜日にイヤイヤ食べるもの」と感じている大人がこれほど多いのか!と驚くフランス。しかも、ブルゴーニュは内陸なので肉を主食とする保守系がとても多い。例えば私がムッシューラトーに干物をプレゼントしたとしよう。「魚のミイラはお前が食え。」と漏れなく付き返されるだろう。
日本ワイン:それを造った人であれば良いだろうが、素人が日本ワインを生産家へお土産にするのは危険。熱心な生産家であれば、品種や畑管理、醸造に至るまで質問攻撃を受けることとなる。
===

日本に行ったこのあるブルゴーニュの生産家は実はとても多い。ブルゴーニュワインの輸入金額で世界一な日本。有名蔵当主達は輸入業者や大手酒販店の誘いを受け日本に招かれるのである。

そして振舞われる日本料理。懐石、寿司、テンプラ、すき焼き、鉄板焼き 等、それは皆日本料理大好き!となるに決まっている。

「では、一番フランス人に受ける日本の食材は何なのだろう?」

蔵訪問しながら8年に渡る地道なリサーチの結果、大好評なのが鉄板焼き。そこで出される和牛であった。
肉大好き保守派だけでなく、ヘルシー嗜好の奥様達も悪く言う人は極めて稀。「油が多いけど・・・でも、びっくりするぐらい美味しい!」だそうな。

 

ということで、渡仏してくる美女にお願いして、「神戸牛最高級サーロインステーキA5」を召還。
そしてアペリティフ当日にその場でレアに焼いてサービスしたのだった。

 

ジュウジュウ♪ (・∀・)イイ!

ジュウジュウ♪ (゚д゚)ウマー 

ジュウジュウ♪ (゚∀゚)ブラボー!

 

皆からこの上ない感謝の言葉が私ではなくお肉を運んできてくれた女性に送られたのでした。めでたし、めでたし。

ワインの1本がビアンブニュバタール1992。何処がとんでもないかというと、ジェロボアム(ボトル4本分)という大きさ。
クリスマスぐらい景気良くグビグビと! (゚∀゚)y  だそうです。

 

 

ムッシューラトー 「SUZUKIよ、お前は毎日こんな美味い肉を日本で食べているのか!日本に帰った際にわしの分もちょっと持ってきてくれ。ふぉっふぉっふぉ。」

・・(´Д`;;)・・・素直にお金が無いので無理。。正直、最高級のA5の肉なんて初めて食べました。

「お土産はチョンマゲ江戸ヅラで勘弁してください。」
  _っ_
 _(゚∀゚)_  「きっとよく似合うことでしょう。」

 

しかし、生ものだけにピンポイントの取り寄せ、そして運送時の温度に気を使わないとサイレントナイトがサイレンナイトとなってしまうので要注意です。  ピーポー ピーポー♪

 

第2弾ワインリストを12月30日に発信いたしました。
「あれ?申し込んだのに着てないぞ!」なお客様、お手数ですがもう一度ご連絡ください。まだご登録してない皆様もどしどしご連絡くださいませ。ご注文に対しても日本語にて日本到着まできちっと対応させていただきます。

Caveau de Chassagne-Montrachet
S.A. Rateau Freres
21190 Chssagne-Montrachet
TEL 03 80 21 38 13 FAX 03 80 21 35 81

aligote@wanadoo.fr (日本語可能な鈴木への直通ショップ用メールアドレス)
ワインリストをメルマガ風にしてお送りしますのでご希望の方は上記アドレスまでメルマガ希望メール下さいませ。現地ワイン価格みてみたいなぁ的な冷やかしでも大歓迎です。ご購入の際は12本を1ケースとして日本のご自宅まで配送いたします。
尚、土日は日本語の出来るスタッフ(私)が働いていますので是非遊びに来て下さい。常時30種類を超えるワイン(シャサーニュの白中心)が試飲可能となっています。試飲だけだですと8ユーロの試飲料となりますが、ワイン1本お買い上げいただければ試飲代は無料となります。店が終わる19時まで粘っていただければBeauneまでは車でお送りします。

 2006年1月1日 レストランびそう マダムびそうさん 「食のつれづれ」

あけました!



皆様、新年明けましておめでとうございます。旧年中はRestaurant japonais BISSOH 媚竈 びそうをご愛顧頂きまして誠にありがとうございました。

大晦日は年越し天ぷら蕎麦を御来店頂いた皆様全員にサービスさせて頂きましたが、思ったより大好評。黒くて長い不思議な食べ物に躊躇されるかと思っていましたが、どなたもおつゆ一滴も残さず喜んで頂けました。良かった〜!「お蕎麦のように皆様の人生がいつまでも長く幸せでありますように・・・。」と説明したので、少しの幸せも残すまいと思われたのかも?

いつもよりもお客様のいらっしゃる時間が遅く、殆どのお客様がびそうでカウントダウン、そして見ず知らずのお客様同士、従業員もみんなで「ボナネー※!」とビズ※。びそうからは全員にシェフお気に入りシャンパンのプレゼント。皆さんわいわい2時頃まで盛り上がりました。

今年もどうぞ 媚竈 びそうを宜しくお願い申し上げます。

※ボナネー=開けましておめでとうございます。
 ビズ=お互いの両頬を合わせてするフランス風あいさつ