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 2004年9月1日 日記 Bize 千砂

一昨日が、満月でした。
月の満ち欠けが替わると大気が変わる、といいます。
そのおかげでしょうか、確かに風向きが変わりました。
それまで黒い雨雲をもたらしていた南風が、北風に取って代わり、今日なんかは快晴。じめっとした陽気が、いっきにからりとしたすがすがしい天気になり、気持ちのいいこと。
今後1週間はこんな素敵な陽気がつづくそうです。
明日は、ユウゴのぴっかぴかの一年生、第一日目。よくここまで成長してくれました。1年前にした中耳炎の手術で耳の鼓膜に入れた管も取れ、耳鼻科の先生からも「もう大丈夫」とOKをもらいました。1年前ははたして小学校に上がれるかどうかといわれていた言語力も、現在は若干語彙が足りないかなという程度です。
ちなみに、フランスでは入学式たるものがありません。なので、私がスーツを着て胸にコサージュを付けて一緒に記念写真を撮るという感動的な瞬間がないのです。日本人にとっては、なんだか物足りない気がしてしまいます。

 2004年8月29日 きのこ 管理者

セップの季節到来

南西地区より遅れる事10日間、ブルゴーニュにもセップの季節がやってまいりました。この週末は殆どを森で過ごし、大量のセップの収穫に成功。ただでさえ見つけにくい&絶対数が少ないこのセップだけなので、どれだけライバルのいない森で収穫するかが鍵です。

出来る事ならこのまま冬の訪れまで生え続けて欲しいものですが、あと2週間ぐらいが盛りみたいです。セップの後はトランペット茸、ピエドムートン、ヒラタケと続きます。

 2004年8月27日 NEWS 管理者

Bettane et Desseauve Classement des Meilleurs Vins de France 2005

1週間ほど前より発売開始されてました。
早速購入、シモンビーズの評価は・・・・前年と同じく2つ星。(0星〜3星までの4段階評価)

コートドール地区の2002年はやはりどの蔵も評価が高めですね。
マコンやボージョレの2003年の評価もやはり良かったです。

 2004年8月25日 日記 Bize 千砂

今年は7月の段階で雷雨の観測がコート・ドール県で9回を記録し、1955年の11回に次ぐ記録。8月は既に1997年に記録した11回を更新し13回。そのうち6回は雹を伴う雷雨。
ここまでくると、パトリックも腹をくくったようです。
「いいか、今年は30年に一度の悪夢の年だ。よく見とけ。」
と、わたしに、まるで自分に言い聞かせているように、宣告しました。
「収穫が最悪のコンディションで行われるのはわかっている。俺は今、その後のことを考えているんだ。」
と、目に少し鋭さが戻ってきたように思えます。
そう、こういう時こそ、力の見せ所。パトリックがんばれ。

 2004年8月24日 日記 Bize 千砂

夜中の1時半ごろ、激しく降る雨の音で目が覚めました。
その時、ポマール、ヴォルネーではピンポン玉の大きさの雹が降ったのだそうです。しかも15秒間、雨なしの雹だけという恐ろしい状況。
そして今朝、9時ごろ空は真っ黒で、まるで光のページェントの会場かと思わせるほど、稲妻が遠くの空で光っていました。また、追い討ちをかけるかのように雨そして雹。
話題を変えましょう。
夏休みの報告をまだしていませんでした。
前半はブルターニュで過ごしました。生がきの聖地と呼ばれるカンカルを中心に1週間の海の幸三昧の日々。入り江の反対側、遠くにうっすらとモンサンミッシェルが見える、とても心が洗われるような場所です。宿泊したホテルは昔見た映画、「眺めのいい部屋」を思い出させるような、正に眺めのいいところで、あまり出かけることなく、居心地の良いホテルに入り浸り。
そんなブルターニュで感激したことを2つ紹介しましょう。
サン・マロの隣町のディナールの漁港にある小さなビストロでのこと。日替わり定食のメニューは前菜がムール貝のワイン蒸し、メインがマグロのコショウ風味焼き、デザートがオレンジケーキで17ユーロ。それを頼むと、「ムールの火の入れ加減は?」と聞いてくる。
ムールの火の入れ加減をきいてくるなんて初めての体験。ニクイではありませんか。もちろん、「レアで」とお願いし、そのおいしさったらなんの。その時に一緒に飲んだシードルのこれまた美味しいこと。ブルターニュではワインを飲まずに、シードルばかり飲んでいました。
2つ目はブルターニュ最終日、2つ星レストラン、ローランジェでのことです。そこで食べた生かき。その余韻の長いこと。口に含み、食べた後にヨードとミネラルな旨みが染み出てくる感じ。「余韻の長いカキ」、また食べたいなあ。
そうそう、私が美味しそうに食べるのを見てユウゴが「僕も」と、生カキに初挑戦をし、その結果、「もっとちょうだい」ですって。ユウゴの味覚が最近驚くほど発達してきつつあります。

 2004年8月23日 日記 Bize 千砂

「去年みたいに、わけの分からないうちに収穫が始まって、炎天下の中畑に出るなんてもうこりごり」
と、いっていたバチがあったったのでしょうか。
もしそうであるのならば、神様、お天道様、ごめんなさい。
夕刻、まとまった雨と共に雹にやられました。
かなりジュヴレーからシャンボールにかけて被害が出たようです。
「ほら、言っただろ。今年は収穫までこんな天気が続くって…」
と、パトリック。その後、黙りこくってしまいました。
一体、頭の中で何を考えているのでしょうか。

 2004年8月23日 NEWS 管理者

18時から19時にかけて多くのコートドールワイン生産地区を雹が襲いました。

管理者はディジョン市にてこの雹に襲われました。幸運にも車中に居たので痛い思いはしなかったのですが、ビーダマ程度の雹が10分ほど降り続けました。天井を叩きつけるものすごい音の雨と雹に恐怖を覚えながら、ディジョン市を局地的に襲った雹である事を祈りつつ車を走らせました。
ディジョン市からボーヌ市までの帰り道、葡萄畑にて多くの生産者とすれ違いました。

「葡萄畑を通って来たのか・・」

畑を観察する事で自分の区画の被害を知り、その後の対応を図る作業を皆行っているのです。知り合いを見つけては車を止め、雹がまだ溶けていないぬかるんだ畑にて状況を説明してもらいました。
シャロネーズ地区にて発生した雷雲はコートドボーヌ地区、コートドニュイ地区を縦断してディジョン市に抜けたようで、このようなコートドール地区全体に打撃を与えるような降り方は極めて稀だそうです。

「この程度の被害なら、まだ色付きが終わっていないから、大丈夫だ」、誰よりも畑を知り、葡萄を知る生産者達の信頼のおける肯定的な文脈も今回ばかりは自分達に言い聞かせているようでもありました。

 2004年8月20日  日記 Bize 千砂

夏野菜オンパレードの季節です。私の本にも登場したバジルおじいちゃんが山盛りの完熟トマトと玉ねぎ、そしてじゃがいもを持ってきてくれました。
こうなるともう大忙し。
それプラス先週末のマルシェで購入したトマト6`を全部使ってトマトソースをたっぷりつくり、熱湯消毒したビンに詰めます。こうすると、トマトの美味しくない冬場でもちょっと夏気分を味わえるのです。簡単レシピを料理コーナーに紹介したので参考にしてください。ただ、あくまでも完熟トマトで作ること。
ボーヌのマルシェで、通称おじいちゃんおばあちゃんコーナーというのがあって、つまり地元のおじいちゃんおばあちゃんが自分の家でとれた野菜や果物を売るコーナーがあるのです。ここで購入するトマトが最高においしい。
明日のマルシェでは、トマト、クルジェット(ズッキーニ)、ナス、玉ねぎ、にんじんを入手し、ラタトゥイユ(夏野菜の煮込み)をたっぷり仕込む予定。たっぷり作って、冷凍するなり、ビンで保存するなりします。
このラタトゥイユ。各家庭、いろんなつくり方があるらしく、私流は2種類あります。その作り方はまた今度、お料理コーナーで紹介します。

 2004年8月19日   きのこ 管理者

フランス南西地区で凄まじい雹の被害を伴う大雨が降り、ブドウ栽培地区では被害がでました。その翌日、並びに2日後には山間でセップ茸(ポルチーニ茸)が沢山取れたようで、大きなかご一杯にセップ茸を盛り、朝市で売りさばくキノコ名人達がお昼のニュースで流れていました。


「コレは一大事!」とキノコ三等兵もすぐにボーヌ近郊のセップ茸ポイントへ。

ナメクジばかりで、セップ茸はナシ。

早く美味しいキノコと出会いたいものです。

 2004年8月17日   日記 Bize 千砂

信じられますか。1年前の明日は収穫開始日でした。
今年はひと月後でもまだ始まってはいないでしょう。
さて、今日はビン詰め日和。つまり外は雨ということです。天気予報では今週末までフランス全土雨マーク。ビン詰めに精が出ます。
昨日、ビン詰め予定のキュヴェのサンプルを取りボーヌ市内のラボに持って行きました。ビン詰め前に見る数値はランピディテ(清澄度、テリ、輝き)とガス。ワインに照りが大切なのは当然(ノンフィルターがはやりだからといって、にごりや輝きのないワインを無理やりノンフィルターにするのはおかしいと思う)。ガスは適度にあると、ワインの劣化を防いでくれるし、ないとぼけたワインになる。ありすぎるとスパークリング?ってなかんじでワインを飲んでいて心地よくない。
分析結果が満足のいくものであったので、早速作業開始。
2003年のサビニー・ブランのビン詰めだけでも2−3日かかりそうです。
2003年の白ワインはトローンとした甘い感じ。洋ナシとか白桃、蜂蜜のイメージ。そしてミネラル感は健在。「ブルゴーニュワインの酸が苦手」という方に是非試していただきたいな。

 2004年8月14日   日記 Bize 千砂

2週間のバカンスから火曜日に戻ってきました。
天気にも恵まれ、思う存分ブルターニュ北部とロワールの古城周辺を巡ってきました。
その報告は後日しましょう。
バカンスは気分転換のためにとても大切なものだと、つくずく感じました。といのは、我が家のように家と仕事場が一緒だと、パトリックの気持ちが切り替わる場所がないのです。常に畑やワインのことを考えているし、客人は絶えないし…
バカンス中のパトリックの食べること、食べること。普段は朝食抜き、昼にしっかり食べて(とはいっても小食)、夜は軽くというパターンの彼ですが、朝から目玉焼き、フルーツジュースおかわり、正午近くになると、お腹が空いたと子供と一緒にだだをこね、昼を食べている時から、今晩は何を食べようかとくる。あきれたほどです。
それも、バカンス終了2日前になるとぴたっとなくなり、再び小食パトリックに戻ってしまいました。きっと家に戻ったら何をしようかと考え始めたに違いありません。
戻ってくると、まず1週間前まで仕事をしていた畑隊のスタッフに電話をし、報告を受け、翌朝はセラーに独り下りてテイスティングをし、午後は車に乗って畑チェック。
ブドウは全体的に多めで、ブドウに小麦粉を降りかけたようなオイディオム病に広範囲にわたり犯されているというのが、今年のブルゴーニュ。
畑から戻ってきたパトリックは、自分の畑の状態には満足していたようでした。
ところが水、木、金、と時々まとまった雨が降る天気。
ため息が出てしまいます。

 2004年8月8日    お祭り参加報告 管理者

クーショワでのテイスティングに行ってきました。
お天気にも恵まれ、太陽がサンサンと照る中、24軒の蔵開放テイスティングとなりました。

Bourgogne Cote du Couchois(AOC) メモ
2000年よりの新しいアペラシオン 。ピノノワール種から造られる赤ワインのみ。
Couches, Dracy-les-Couches, Saint-Maurice-les-Couches, Saint-Sernin-du-Plain, Saint-Jean-de-Trezy地区より成り立つ。