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 2004年5月31日    居候記 ゆうこ

「芽かき隊の一員A」(少々時差有り)
芽かき隊一週間を過ぎ、体もだいぶ慣れてきました。
芽かき初日の私ときたら…。ビーズ畑ではバケット3芽、クルソン2芽残すのですが(翌年の更新枝となるのでとても大事)このクルソンを探すのにひと苦労。 
「あっ、あった!」とクルソンの近くの邪魔者達を切ろうと思った瞬間、大事な大事なクルソンの片われがポロッ。「あっー!」そう叫んだ時にはもう遅い。。こんなにデリケートだとは…。そんな事が何度か続き、こんな大切な責任重大な作業に参加した自分に後悔してきました。しかし、そんな時は一番近くの芽を残してあげればいいとのこと。その一言で少し気持ちが楽になりましが、ほかにもまだまだ問題が…。
慣れない私はバケット3個、クルソン2個全部で5個「いち・にい・さん・し・ご」と呟きながら作業をしていくもんだからどんどん芽かき隊に遅れていく。
その上、かがんで下から枝をかき分ける私と違って、上から覗き込んでクルソンをすぐ発見できるベテラン軍エディ、二コラ。ここが速さの違い。
でも、素人なんだからとしょうがないと気をとり直して作業を続けるのでした。
そんなこんなで、失敗しても気にせず前に進んで行き、コツをつかんできた3日目でした。
みんなと同じペースになってきたのは…。その時からです。いつも、ゴールで待ち構えていたエディ、二コラ隊が大丈夫とか話しかけてくれるようになりました。フランス語のできない私はそれだけで迷惑なので、とにかく必死で作業をしてきました。ほんと涙がでるほどうれしかったです。やっと芽かき隊の一員になった気がしました。

 2004年5月31日    日記 Bize 千砂

5月31日
今日月曜日は休日。来客もないし、昼寝もしたし、久しぶりのゆったりした一日です。
金曜日に第1回芽かきも終了。毎年緊急を要するフルノーのルルバージュ(下ろしておいた針金を上げ、伸びてきた枝を挟む作業)も土曜日の午前中に終え、ほっとひと息です。
通行人さんから「残念」と題して掲示板に書き込みがありましたが、「ビーズは素人に大切な作業をさせているとは残念」というご意見、ごもっともです。私のような畑作業ずぶの素人がやっているわけだから、みなさん、「本当に大丈夫なの?」と不安になりますよね。
17日に本格的にスタートした芽かき作業。この2週間ほどの間に芽は50センチほど伸び、もう芽ではなく立派な枝に成長しました。早すぎでもだめ、遅すぎると葉がもじゃもじゃになり、枝が硬質化して作業が大変になるだけではなく、続々と続く畑の作業に支障をきたすわけです。
芽かきの後はルルバージュ。枝が伸びてくるとせっかくぎりぎりのリスクをとって芽をかいた大切な枝がルルバージュの作業の際に折れやすく、また花の蕾を傷つけてしまいます。
そしてルルバージュをしたらどんどん伸びてくる枝をロニャージュ(夏場の選定)しなければなりません。
また、花が咲く頃になると腐敗対策もする必要がでてきます。リュッド・レゾネ(減農薬栽培)なので、天気予報、風の向き、畑の状態を見て必要なときにだけ、雨の降りそうな少なくとも2時間前に、あるいは雨と雨の合間を縫って散布します。先週末、多くのところが予防策、安心策として農薬散布していた中でパトリックは
「今週末は雨が降ったとしても土がかなり乾燥しているから腐敗を引き起こすまででもない。」
と判断し、農薬散布をしませんでした。今日、雨がちょっと降ってしまったわけですが、明日からの作業をどのようにするか考えるため
「明日、雨だったらちょっときついなー」
と呟きなから、車に乗ってパトリックは畑に行ってしまいました。
と、こんなふうに6月は「待って」といっても止まらないブドウの木の成長と天気と戦いながら日々のプログラムを組んでいくわけです。
そう、木の成長は「待って」といっても待ってはくれないのです。ブドウの木の成長の早さといったら第2成長過程であるヴェレゾンに入るまでは、とにかくすごいのです。
なので4人の従業員とパトリック、そして戦力外の私などでは人手が足りず、季節労働者を雇います。ドメーヌ・ビーズの畑面積は22ha。タシュロンに任せている7ha分を引いても15haはあります。この時期どのドメーヌも人手を必要とするため、地元人は品薄です。それに地元人で畑を知っているという人でもやる気がなく、たんにお金をもらうために来る人は仕事が雑。現に2人サヴィニー村の女性が芽かき開始当初来ましたが、そのうちの一人は半日手伝ってもらってさようならとなりました。
結局芽かき隊は従業員3人(ひとりは病欠中)、今となってはベテラングループの管理人、収穫とこの時期を毎年手伝ってくれるJP、サヴィニー村の女性、そして居候ゆうこちゃん、それプラスわたしとパトリックが時々という最強メンバー。
芽かき隊募集の広告を出して応募してきてくれたのはパリに留学中の男子学生ひとりだけでした。その彼は応募時期がちょっと遅かったこと、彼にとって予算的に割の合わない仕事ではないかと思いお断りしました。「それでも」と食らいついてくるくらいの意欲があったら2・3日でもお手伝いに来てもらっていたことでしょう。
畑での作業は決して複雑なものではありません。ベテランと素人の差はスピードです。ちょっとしたテクニックは私の場合もゆうこちゃんの場合もベテラン組がちゃんと教えてくれます。畑作業で大切なのは暑い中、そぼ降る雨の中でもずーと腰をかがめたままの姿勢で1日9時間の労働に耐えることの出来る体力と精神力。
ワインを愛してくれる人たちにもっとワインを愛してもらいたくて企画した募集広告だったのです。

 2004年5月31日    NEWS 管理者

もうじき開花

前半は涼しく後半は暑かった5月も無事に過ぎ、例年並の成長だそうです。順調に行けば6月前半に開花、9月の中旬に収穫だそうです。今のところ非常に順調なブルゴーニュ、蔵人(くらびと)達も今年の出来に期待しており、私も2003年の収穫量が少なかっただけに2004年の豊作を切に願います。

 2004年5月26日    日記 Bize 千砂

5月26日
「あー、だめだめ、その芽を落としちゃ」
と、私が真剣にグラン・リヤールを芽かきしていた時のことです。背後からの突然の怒鳴り声にビクリとしたのは。
振り向くとそれはパトリック。調子よく遅いながらもリズムに乗って、クルソンに2芽、バゲットに3芽と仕事をしていた私は
「え、どうして、どこがだめなの?」
と、うろたえるばかり。
グラン・リヤールの畑にはかなりの古木があります。形よく、重心を低く木を成長させるためのテクニックとやらがどうもあるらしいのです。そんなことを気にせずに勢いにのって芽をかいていた私。
そのテクニックとは…。通常ならば余分な芽として落とす芽なのですが、それが古木となると、その木の中心線上に芽がちょこっと出ていて、それが現クルソンより低い位置にある場合、来年のクルソン要員として残しておくというのです。そうすることで、翌年、上部を切りとり、重心を低くもっていけるというのです。
うーん。芽かき作業、なかなか奥が深い。
たまに地中からもじゃもじゃの枝が伸びていることがあります。これは通称「アメリカン」。台木から芽を出したやつです。これが恐ろしいほどに勢いがあり、その名のとおり図太く、もじゃもじゃで、大柄で、か弱いピノ・ノワールとは大違い。それを発見したら、「アメリカンがあったよー。」と叫ぶのです。するとエディーか二コラが小さな鍬を土中に振り落とし、アメリカンを退治してくれるのです。
月曜日にはアメリカンは開花していました。アメリカンの開花から20日後が「フレンチ?」の開花、それから100日後が収穫。となると今年は9月19日ごろでしょうか。
ちょっと早めですが、収穫体験希望者の応募受付を開始します。条件その他、全て未定です。

 2004年5月25日    居候記 ゆうこ

「芽かき隊の一員@」
芽かき隊の一員になって毎日畑にでている居候人です。夜は倒れるように寝てしまっているため大変ご無沙汰の居候記です。芽かきは一年の中で一番過酷な作業できついとは聞いていたのですが、ほんときつい。小学校のマラソン大会の時、初めは余裕なのだがあまりにもとばしすぎてゴールがまだまだ先で自分との戦いで苦しかった時ぐらい。(分かりずらいですね)生半端な気持ちではできない。とにかく畑で8時間暑さと体力の戦いです。おかげで日焼け止めなどを塗る習慣のない私は、フランスの紫外線を恐ろしいほど浴びてしまい真っ黒。初めは良かったのですが肌の弱い私はブツブツとじんましんがでてきてしまい笑えない。かゆくてかゆくてたまらないのですが、かいてしまうと皮膚がボロボロになってしまうし、こういう時はどうしたらいいのでしょう?どなたか教えて下さい。
ベテラン二コラなんか真っ裸になって作業をしているのに大丈夫なのかしら?さすが日焼け大好きフランス人ですよね。今週も、まだまだ続く芽かき作業。そろそろ足腰のガタがきてしまっているのですが、がんばります。

 2004年5月24日    NEWS 管理者

ブージョ村にもADSLがやって来た! (何気に取り上げてみました)

2000年ディジョンを始めとしたコートドール県ADSLプロジェクトいよいよブージョ村にもやってきました。現在コートドール県195地区で使用可能な高価で遅いADSL@フランステレコム。(私の場合下り512キロで月4000円ほど)去年はまだ試用不可能だったサビニレボーヌ、こっそり使用可能になっているのでは?

アルザスオージョルディー誕生

ブルゴーニュ最強の専門誌ブルゴーニュオージョルディーが10年の実績を活かし姉妹誌アルザスオージョルディーを来週発売するそうです。興味あるんですが、何でアルザス?って感じ。どうせならシャンパーニュオージョルディーが良かったなぁ・・個人的にはグルナッシュオージョルディーでも大歓迎。

 2004年5月20日    日記 Bize 千砂

5月20日
月刊アリガットの6月号をご覧いただけたでしょうか。
122ページから6ページにわたり、居候記でもうお馴染みのゆうこちゃんがヒロインとなった記事が掲載されています。題して「世界一贅沢な生活へ」。
この記事の写真と文章を担当してくれたのがパリ在住カメラマンの松井さん。ゆうこちゃんのお友達です。
彼の専門は食というわけではないのですが、パリに住んでいるからなのでしょう、食関係の仕事が多く、料理天国の3ツ星レストランのシェフシリーズを手がけたりしています。奥様もお菓子の世界のジャーナリストとしては右に出る者なし、なのだそうです。
1番目の写真のゆうこちゃん。りりしいですよね。その右手にぼやけて写っているのがパトリックです。
記事は冬の剪定真っ只中の様子ですが、現在は芽かきの真っ最中。ゆうこちゃんの土方焼けは修正不可能なレベルになってしまいました。
来週いっぱい、芽かきは続きそうです。

 2004年5月17日    日記 Bize 千砂

5 月17日
今日から2泊3日でユウゴは林間学校へ行きました。幼稚園のうちからこんなお泊り遠足があるなんて、なんて素敵なのかしら。去年は林間学校から戻ってくると、いきなり自分で歯を磨いたり、体を洗ったりしてわたしを驚かせてくれました。3日と続きませんでしたが。今年は「水」をテーマに、いろんな勉強や遊びをするそうです。
それにしても、先週の寒さが嘘のように吹っ飛び、空は青くぽかぽか陽気。それでいて心地の良い北風が程よく吹き、これ以上の畑日和はありません。
私も約束どおり芽かき作業に参加です。とは言ってもお昼を6人分用意しなければならなかったので午前中はパス。ナスカを午後幼稚園に送りに行ってから迎えに行くまでの2時間のヘルプです。
昨年の収穫以来どうも腰の調子が悪く、体を起こすと「あいたたっ」と、暫くまっすぐにはできない状態なのです。なので、腰を曲げてするこの芽かき作業、かなり私にはきつい。詳しい報告は、この芽かきのためにパリから戻ってきてくれたゆうこちゃんにいつかしてもらいましょう。朝7時15分集合で午前は12時まで。午後は1時15分から6時までのフルプログラムを今日こなしたゆう子ちゃんは、すっかり土方焼けしていました。

 2004年5月16日    お祭り参加報告 管理者

5月16日

さて、フェットドゥラキュイジーヌに行って来ました。お腹いっぱい食べてきて大満足。そして入場料の3ユーロは医療機関に寄付されるんだそうです。てっきり出展者達に割り当てられるものと勘違いしておりレストランの太っ腹ぶりに脱帽。はやく来年にならないかな〜

 2004年5月12日    日記 Bize 千砂

5月12日
実は昨日、1995年のマルコネとヴェルジュレスも飲んだんだよね。でも1995年のビーズのワインの印象は必ずしもよくない。起伏がなく、余韻はどこにいった?という感じがいつもするの。今回も全くその通りで、悪くはないけどそれで?というタイプでした、昨日の段階では。
前回、大量に余った1995年を翌日飲んだら、「あれ?美味しいではありませんか」と感じた記憶があったので、今回は昨日の残りに栓をすぐして、今日の夜、飲んでみたのでした。
やっぱり、美味しい。パトリックはブドウの果実味を引き出す天才と私は思っているのですが、昨日の段階ではぺらーとしていた果実味が、今日は奥歯で噛締めるような感じになっているではありませんか。
1995年のビーズのワインを手元におもちの方、第一印象でがっかりしたら、そのまま栓をして翌日もう1回飲んでみて。果実味が眠りから覚めているはずです。

 2004年5月11日    日記 Bize 千砂

5月11日
さっき、1988年のsavigny-les-beaune Grands Liardsを飲みました。
決して濃くはないけれど、見事なテリ。美味しいワインの第一条件よね。
香りは最高。フレッシュミントのようにスーッと、味わう者を天に昇らせ、獣が攻めてくるようなかんじ。まだまだ果実の香りがぷんぷんするの。
1杯め、アフターに乾いたようなタンニンが残り、香りほどではないかな、と思いきや、数分経つといきなり大変身。感動の瞬間ってやつですか。フィニッシュの綺麗さには魅せられてしまいました。
1988年のブルゴーニュワインは収穫をしてからビン詰めをするまで、造り手を大満足させるワインであったのに、ビン詰めをするととたんにクローズしまったそうです。忘れかけた15年たった現在、やっと本領を発揮しているらしい。
1988年といえば、私は高校2年生。私の高校時代といえば何も面白いことはなく、人生史を書くとするならば1ページにもならない、あるいは特筆する必要のない、そんな時期だったけれど、最近、その頃の同級生や後輩、先生から連絡がよくあるのです。
ワインに自分の人生を重ね合わせるとは、私ももうおばさんですね。
1990年のGrands Liardsも飲みました。こちらは期待を裏切らない安定したお味。ただ何の変化球もなく、1988年の衝撃にすっかり影を潜めてしまいました。

 2004年5月11日    日記 Bize 千砂

5月10日
この週末は飛び切り寒かった。ディジョンでは日中の最高気温が8度と5月としては記録的な寒さ。アルザスやフランシュ・コンテ地方では大雪となり、電気の供給が追いつかなかったとか。管理人さんの報告にもあるシャブリ地区の霜対策の電線。もし停電なんてことになったら一体どうなるのでしょうか。ああ、怖い。
5月に入ってからの寒さは昔から恐れられていました。ブドウに限らず春になって芽吹いた木々を朝霜が焦げ付かせてしまうからです。フランスの農事暦には「氷の聖人」という存在があります。5月11日の聖マメール、5月12日の聖パンクラス、5月13日の聖セルヴェがそれです。この時期、急に気温が下がることがあるから恐れられている聖人たちなのです。氷の聖人が去ると気候が安定するといわれますが、さて今年はどうでしょう。
農事暦の話になりましたが、5月にまつわる農事暦語録をここに紹介しましょう。
「5月、勝利か敗北か」
「一年のうち、5月が運命の分かれ道」
凶作になるか豊作になるかは5月の天候しだいというところでしょうか。
こんなのもあります。
「5月の結婚には、決していいことはない」
「悪い女は5月に結婚する」
中公新書「フランス歳時記・生活風景12ヶ月」鹿島茂著にはこんな季節感溢れるフランスのお話が満載です。

 2004年5月10日    お祭り参加報告 管理者

5月9日モンテリーの13蔵開放試飲会にいってきました。

「モンテリーの春」と名づけられていたこのお祭り。会場に行って初めて正式名をしりました。日曜日の11時に到着したのですがあいにくの雨で気温も低く人は全然いませんでした。実は今回が初めての企画だそうで、広告不足も去ることながら、悪天候に泣かされてしまいました。写真を撮ろうにも人がいないのでさまにならずNG。それでも13の蔵だけではなくモンテリーの殆どの蔵が開放しておりモンテリーと言えばここだろうと「DomaineDenisBoussey」をしっかり訪問してきました。お祭りは空振りでも生産者と面と向かって飲みいろいろ話ができたので管理者は大満足。来年は晴天に期待!

 2004年5月8日    NEWS 管理者

シャブリの霜対策続報
写真つきの記事を発見(4月23日にお送りした記事の続報です)

この写真でわかるように横たわった枝に沿って黒いケーブルが走っています。これがそのEDFご自慢の自動発熱ケーブル、記事をなんとなく読んでみると・・・
・ 1997年よりドメーヌ・ロンデパキによって試用されていて、今回ウイリアム・フェーブも導入
・1998、2001、2003に襲った霜害にどの旧式方法より効果を示した、芽の95%をガード
・ 外気が4度以下になると自動的にあったまる(例えば1997年は3週間に渡り1ヘクタールあたり約200のストーブに蔵人が火をともさなければいけなかった)
・ 稼動時経費は一ヘクタール当たり一晩50ユーロ、ストーブだと多いときは一晩3000リットルの燃料消費(って本当?多すぎるんですけど・・)
して、お値段ですが、設置費が1万6千メートルで7万5千ユーロ、写真を見る限りすべての列に均等にケーブルが走っているので2列おき、3列おきといった設置方法ではなく全列に完備させるとなると・・・1ヘクタールあたり1万メートルが必要となるわけで(シャブリ地区を詳しく知らないにつきコートドール地区の一般的な畑の場合)約4万7千ユーロ。
そこからワインが60ヘクトリットル取れると勘定して8千本、10年間で元をとると考えたら8万本に対するコストとなるわけで一本辺り0.5ユーロの初期投資・・悪くないのでは?

 2004年5月7日    ランチ 管理者

仏語も話術もイマイチなモテナイ管理者ですが、たまにランチに招待されます。そんなたまにの珍事。テーブルには黄金色のワインがキャラフにはいっており横には左図の空瓶が鎮座しているではありませんか!すごいワインが飲めると聞いていたこのお食事会。「キタキタMontracheキター!(心の中で絶叫)」と管理人は鼻の穴を膨らませ小躍りを始めます。テーブルで皆が団欒中「750ml÷6人」を意味も無くしきりに暗算する私。お隣さんが「へーこんなのあるんだ・・・」と瓶をとったときに小躍りは終了。 ToT

主催者に私の席から見えた様に瓶を掲げ、このキャラフの黄金色とイメージして出てくるアペラシオンは?と問い一同失笑。(モンテリー、モンタニーで使えるな・・・と密かに次回のネタをゲット)

主催者曰く このモンテリーブランは市場では買えない品だとか・・・で、お味はとってもおいしかった。

 2004年5月6日    日記 Bize 千砂
5月6日
昨日まで弟家族が遊びに来てくれました。姪っ子のココちゃんは2歳。「ママ抱っこちてー。」と連発し、2年前のユウゴを思い出していました。ユウゴも3歳までは「NON,NON星人」「抱っこ星人」と呼ばれていたものです。
弟はワインよりもビール派。なのでワインについてはあまり詳しくありませんが、ロマネ・コンティの名前は知っているということで、ブルゴーニュの観光名所、ロマネ・コンティの十字架へ記念撮影に向かいました。
畑でかがんで作業をしているおじさんが3人います。そう、芽かき作業。大きい体の男達が小さな芽をちょこちょこ落とす姿はやや滑稽でもあります。そこに栽培責任者の人がやってきました。ビオ・ディナミ勉強会で一緒なので顔見知りです。「もう芽かきを始めたのね。うちは来週よ。」「そう。昨日(5月3日)から始めたんだ。」と話していると、弟が「すげー。ロマネ・コンティと知り合いなの!」と興奮しています。どうやらお姉さんのすごさがやっと分かったみたい。
なんて冗談はさておき、芽かきについて私の思うことを述べましょう。ドメーヌ・ビーズの畑は「芽かき命」です。
芽かきはブドウの収量をコントールするためのもっとも有効で重要な作業です。収量がほどよくコントロールされたブドウの木から収穫されるブドウは成分が凝縮されたとても美味しいブドウとなります。また、風の通りがよくなり腐敗を防ぐ有効な手段でもあります。管理人さんのロマネ・コンティ観察にもありますが、余分な芽をポロポロ落としていくのです。出たばかりの芽は面白いくらいポロポロ落ちます。この芽かき作業をきちんと厳粛に行えばvendange verteと呼ばれる夏場の摘果は、果実と果実か引っ付いて腐敗を引き起こす可能性がある場合を除き必要なくなります。またvendange verteは春に決定された木の精力を乱すことになり、ブドウの木にかなりの負担を与え、ブドウのバランスを崩す、と前回のビオ・ディナミ勉強会で学びました。
ドメーヌ・ビーズの芽かきは来週月曜日に始まります。私が実際に畑に出て作業をしているわけではないので確かではありませんが、パトリックの言っていることをまとめるとこんなかんじです。
まず、ドメーヌ・ビーズの剪定はタイエ・ロンといってバゲットを長めにとります。クルソンに2芽、バゲットには6芽から7芽残すのです。そしてバゲットの芽をひとつおきに残す。つまりバゲットには最終的に3芽から4芽残ることになります。こうやって収量を抑えると同時に、枝の密集避け腐敗を防ぐのです。
ただ、前回のビオ・ディナミ勉強会によると、幹から2芽まではプレ・フォルメといって地中の成分を十分に含んだブドウが実るのだけれど、それより先端の芽に関してはネオ・フォルメといって地中の情報が十分に届かない。だから501番(Silice de Corne: 結晶化した石英や長石を牛の角に夏から秋にかけ土中に生め、粉末状に砕いたもの)を振とうした水(l’eau dynamisee:サーカッションした水)を噴霧し、果実の成長を助けるみたいなことを言っていました(珪素の働きで光合成が助長される)。何の数値的な証明はありませんでしたが。
ということは、タイエ・ロンのうちはどうしましょう。などと難しいことは考えず、自分の信じるとおりに畑仕事に励みましょう。なんせうちは芽かき命ですから。
 2004年5月5日    NEWS 管理者

アペラシオン革命
スーパーAOC、AOCE(appellations d'origine controlee d'excellence)登場か!?
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読売オンラインで先に取り上げられていたこのニュースですが「ブルゴーニュオージョルデュィー」というブルゴーニュ地区ワイン専門誌のサイトにも取り上げられました。本当に2010年辺りにAOCEが出てきそうです。
ま、ブルゴーニュ全体でAOCE取れるでしょうね・・・きっと。もしサビニー村が落ちるほど厳しいものになるとしたら、メドックも取れなかったりして・・・。

 2004年5月1日    NEWS 管理者

BIVBのサイトがリニューアル

いつもネタ元にさせてもらっている(将来はBIVB公式日本語サイトを狙っていたりもする)BIVBのページが新しくなりました。サーバーがやけに重たいのとまだリンク切れや工事中が多いのが難点ですが今後便利になっていく事でしょう。トップページにニュースが沢山乗っているのが嬉しい反面、きっちりと更新されていくのかちょっと不安。