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 2004年4月30日    日記 Bize 千砂

4月30日
初めてインターネットで物を購入しました。それは本。どうしてもシュタイナー関連のものを日本語で読みたかったのです。
それにしても簡単に、迅速にそして安くかえるのでビックリしました。2週間前に発注した7冊の本が30パーセントほどの手数料で買え、もう手元に届いたのです。パリの日本の本屋だと1冊がほぼ倍の値段。よほど選んで購入しないとレジでとんでもないことになります。
そしてインターネット本屋のいいところは、同じ作者の作品や関連した本を紹介してくれるところ。そして小さな評も紹介されてあったりするからとても参考になります。
さて、初購入した7冊の本を紹介しましょう。
1) 天使は清しき家に舞い降りる
2) シュタイナー入門
3) いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
4) 子供の教育
5) 健康と食事
6) 自然と人間の生活
7) ワイン 天から地まで−生力学によるワイン醸造栽培
1はクリーンハウス、クリーンプラネットという副題がついている通り、人間にそして地球にやさしい物を使って健康的に掃除をする方法を紹介してくれる本。詳しくはお掃除マニアのゆうこちゃんから後日レポートしてもらいましょう。今日は早速お酢を使って床掃除をしてくれました。一時、家中が酢の香りに満たされましたが、家はぴかぴかになり気持ちがいい。
2から6まではシュタイナー関連の本。かなり多方面にわたって影響を及ぼした人物であることが分かります。読んでから報告しましょう。
7はビオ・ディナミをロワール地方で実践しているニコラ・ジョリという人物がブドウ醸造栽培におけるビオ・ディナミとはなんぞやを説く本。このおじさん。顔写真だけみるとかなりおたくちっくです。
本といえば、先週、芥川賞受賞作「蛇にピアス」と「蹴りたい背中」を読みました。感想はというと、前者は怖いもの見たさから引き込まれて一気に読破しました。読み終わるとなんとも言えず気持ち悪かった。後者はあまりにも単調でめりはりがなく、つまらなかった。やっと読み終えたという感じ。それにしても見事に両者は似ている。「寂しさ」と「乱暴な行為」をテーマにした作品。寂しさはいつの時代にもある感情だけれど、どうしてそれが程度の差はあれ、自分或いは相手に対して物理的に乱暴になってしまうわけ?何だか違うな、間違っているよと思ったね。それを普通にとらえてしまう、現社会が恐ろしいよ。
それから文藝春秋に載っていた受賞者のことば。金谷さんのことばに「頑張っている人達を見るとちゃんちゃらおかしい。私は適当にやっていく。」だったかな、というような発言があったけれど、彼女のボキャブラリーで言わせてもらうと、ムカついたよ。
若い人たちの発言に感情を荒立てるなんて、私もおばさんになったなあ。

 2004年4月29日    NEWS 管理者

卵巣癌の発ガン抑制効果にワインが!

体内の抗酸化、高血圧、動脈硬化、大腸癌、前立腺癌、皮膚癌、脳梗塞等に有効、果てはアルツハイマー予防、呆け防止、妊娠促進、ダイエット等、数え上げたらきりが無いワインの効果。オーストラリアのチームが今度は卵巣癌にアルコールを飲まない人は1日2杯ワインを飲む人に比べて倍の発ガン率と報告。酒は百薬の長といいますがここまで並べられると「果実酒」の代わりに「健康食品」とか「医薬品」なんてシールのほうが座りがいいんでないの?と思ってしまいます。
散々飲んで、好きな事言ってできもしない約束して翌日さっぱり忘れている・・・この「アルチューハイマー」だけはワインでは直らないかと・・・

2002年もDRCよりVosneRomanee1erCruリリース 左記リンク後「ニュース」→「ヨーロッパ」
1999年にも登場した例のワインです。今回はなんと3年ぶり!

前回の1999年は70年ぶりとかですごい衝撃となりましたが、今回は3年ぶり!まあ2003年は収穫量少ないので無いとしても、このままDRCのラインナップに加えるつもりなのでしょうか。前回、日本のインターネットオークション登場当初は6万円以上の値段に鼻血が出るぐらいの衝撃と共に一儲けしてやろうと、その後ブルゴーニュの酒屋を転々・・・。どこの酒屋からも「DRCはぐランクリュしかないよ、ムッシュー」と説教され、やっと探した話の通じる酒屋には「まだDRCから到着してないど・・予約する?」との事。実際の所日本の正規インポーターサントリーの正規輸入モノはその随分後に到着したようで、どこかしらよりの平行モノが高値で取引されたというのも皮肉な話。次こそ1万5千で買って6万で売ってやるぅぅ

 2004年4月29日    ロマネコンティー観察のオマケ 管理者

本日ロマネコンティ観察にいってきたんですが、一通り写真を撮り終え帰宅しようとしたら、「あ!お馬さん」と友人の子供。でかしたチビ助!ラ・グランリュを挟んだお隣のラターシュに馬と人がモソモソ作業しています。車で早速ラターシュへGO。下から眺めるラターシュ・・うーん列が長い・・・最長で200メートルの長さの列が丘の下部から標高40メートル以上違う上部へのびています。デュビレーヌ氏曰く「DRCのラインナップ中あらゆる天候に対応できるこの畑が一番安定している(年によるバラつきが少ない)」だそうです。

私「立派な馬だね・・これDRC所有なの?」
馬使い「いや、俺の」
私「なるほど・・やはりDRCが企業に委託する訳だ」
馬使い「そそ」
私「畑における馬の利点って何?」
馬使い「自然かな」
・・・感じいい人なんだけど寡黙、前にあった馬使いと随分違う・・・
私「仕事邪魔してごめんね。最後にニンジンあげていい?」
馬使い「ダメ」 ToT

 2004年4月25日    お祭り参加報告 管理者

3ユーロでグラスを買った後はビレ村とクレッセ村に点在する蔵のワインが飲み放題。今年で6度目となるマコン地区はビレクレッセのお祭りに行って来ました。
天気も良く柔らかくも眩しい春の日差しの下、グラス片手に散歩るイベント。ワインの清楚な香りと春の花がなんともいいマリアージュ。目に写る花の香りを鼻で探してみたり。なかでもコートドール地区ではそろそろ開花を迎えるライラックがマコン地区では盛りを迎えていました。香りが強く何処にでも生えているこの花、春のお散歩では手にライラックを持った老夫婦を良く見かけます。葡萄の芽もニョキニョキと出ていて、こちらもコートドール地区より一足早かったです。薄暗い蔵から表にでる時に目の前が真っ白になるほどの強い光はグラスに残ったワインや花の色合いをより強くみせ楽しい仲間と「もっとワインを!」な一日となりました。

写真上
クレッセのカーブコーペラティブにて黒山の人だかりと共に

写真下
ビレクレッセの畑に植わるシャルドネ種
マコン地区ではこのようにアーチ形に1本又は2本の長いバゲットを固定します。随分と芽が多いなあ・・・と勘定してみるとなんと20以上!「これはとり過ぎとなるのでは?60HL/HA?」と蔵人に突っ込んでみる私。なんと弓形の腹の部分からは葡萄を取らないそうで(実を結ばないのか故意に取らないのかは謎)、40HL前後に収穫量は落ち着くそうです。(蔵人談)
ピノノワールよりも成長が早いシャルドネ種。もうこんなに芽が出ています。「はーやく実がなれ柿の種〜♪」 ミレジム2004順風満帆!

 2004年4月23日    NEWS 管理者

シャブリの霜対策に電気ケーブル登場!
EDF(フランスの電気会社)が新たなシャブリ地区の霜対策に発熱する電気ケーブルを開発

なんともぶっ飛びなニュースです。これでシャブリ地区の霜対策に関するソムリエ試験の解答が一つ増えてしまいました。今までは水をまいたり畑でストーブを炊いたりしたりして春の遅霜対策をしていたのですがこの電気ケーブルはそれらを凌ぐ便利なモノみたいです。なぜかというと(EDF曰く)・・・1、畑を汚染しない。2、自動でスイッチが入ったり切れたりするんだそうです。水をまいて新芽と樹を凍らせ霜を防ぐ方法の理論は大気が例え氷点下何度、何十度でも凍らせてしまえば0度で安定し、その温度では芽や樹は死なないというもの。でもこれは近くに水源が無いと出来ません。シャブリは幸運にも水が沢山流れている町で至る所に小川がながれています。その近くの畑ではその水を利用してスプリンクラーで水をジャンジャンまくという訳。近くに水源が無いとこの方法はNG。(AOCの法律では畑に水まいちゃダメだろ!とか、人工池から水を引っ張ってるんだろ!とかいう突っ込みは、置いといて・・・) でもう一つのストーブなんですがこれは燃料を畑で燃やし、熱によって空気循環を促し霜を下ろさせない方法。(日本の茶畑の、のっぽさんな扇風機による空気循環とちょっと似ているのかな?しゃぶりでは扇風機は見当たらないけど何処かにあるのかもしれません) ここで汚染が関係します。シャブリの畑の中にはこっそりと液体燃料タンクがいくつも置かれており、そこよりストーブへ燃料が送られるのですがたまに燃料が漏れ畑に直接垂れ流されてしまうみたい。
「なるほど!このワインの石油香の原因はそれか!!」と私
「シャブリにリースリングは植わってないぞ。」と蔵人。ん〜おじょうず。
その燃料タンクのコックを開けに行くのも人ならば、ストーブに1つ1つ火をつけるのも人。氷点下10度以上の中でのシバレル過酷な労働です。
「しか〜し!この素晴らしい電気コードなら全自動。寝坊して一年の収穫がパアになることもありません!」こんな感じでEDFは営業しているんでしょうかね。実際にウイリアムフェーブとロンデパキにて実用されているようです。残念ながら両者ともサイトが無く(なんとロンデパキの親会社ビショーのサイトも無し・・見つけられないだけかも?)、いくら探してもこの電気ケーブルの写真はネット上にありませんでした。
実物見てみたいですね。葡萄の樹に巻きつけて使用するみたいですが、日本の電気コンロみないな電熱線じゃ樹は焦げるでしまうし・・・やんわりと発熱して空気循環を促すのかな・・・樹の生長で切れたりしないのかしら・・・トラクターに踏んずけられて切れたら修理代高くつくのかな・・・美味しいシャブリ飲みたいなあ。 

PS 誤訳してたらごめんね、 il se declenche automatiquement des les premiers froids.ここ自信なし、突っ込みは掲示板でよろしくです

 2004年4月22日    NEWS 管理者

シャンボールミュジニーとジュブレイシャンベルタンを繋ぐ観光電車が近日登場
グランクリュぶどう畑の中を走りシャンボールミュジニーとジュブレイシャンベルタンを繋ぐ観光電車≪ L'escargot de la Cote ≫が近日お目見え

え?本当!ビックリです。まさか線路ひくんでしょうかね・・観光客や子供達にはうけるでしょうが生産者からしたら邪魔なモノ以外何でもないでしょう。ボルドー等のワイン観光地区で成功を収めているこの観光電車みたいですが、どうやってシャンボールとジュブレイまで観光客を運ぶの?という素朴な疑問が沸いてきます。でも乗りたいな。青空のした青々とした畑をみながらビール片手に電車に揺られて・・・うーん素敵。

 2004年4月19日    日記 Bize 千砂

先週の水曜日のこと。
「ア・ターブルの会」がムルソーのルーローの自宅で開催されました。
ア・ターブルの会とは仲良しヴィニュロンの集まりで、2月に1度ぐらいの割合でレストランや自宅で食事会をするのです。ワインはテーマを決めて持ち寄り、あーだ、こーだと品評しあうのです。ちょっと勉強会のようなスタイルでもあります。メンバーはフェヴレーデュジャック親子、アラン・グライヨー親子、ルーロー、ラフォン兄弟、グリヴォールフレーヴヴェロニック・ドルーアンラルロールーミエミュニュレ(シャトー・シャンボール)、ドゥ・モンティーユ、そしてビーズ。
今回のテーマは「自分が造ってみたいフランスのワイン」。
11種類のワインが揃ったのですが、その内訳がアルザスワインが3種類、コート・デユ・ローヌワインが3種類、シャンパーニュ1種類、ブルゴーニュワイン1種類、甘口ワインが2種類、ロワールワインが1種類。そして番外編でスペインのワインが1種類。
印象的だったのが@トリンバックのクロ・サンテューン 1990、Aクロ・ドゥ・ラ・マレシャルの白1943、Bドメーヌ・ドュ・クロ・ノーダンの甘口ヴーヴレ199? かな。
@にはみんな脱帽していました。こんなにミネラルたっぷりのアルザスワイン、なかなかないよね。同じ生産者のキュヴェ・フレデリック・エミール1996もノミネートされていたんだけれど、あきらかに@のコク、旨み、は数段上。Aはおや?と思われる方もいらっしゃるでしょう。クロ・ドゥ・ラ・マレシャルといえば赤。でもその昔白も造っていたのだそうです。持参者のフレデリック・ミュニュレは現在、白を復活させる計画をたてています。オレンジコンフィやナッツヌガーのような香ばしい香り、そして程よく堅く、完璧な状態で、お料理と最高の相性を醸していました。
さて、その日のお料理。シェフは日本人、26歳、しんちゃん。アストランスやエレーヌ・ダローズ、ガニエールなどの有名どころでスタージュをし、その若さ、その才能を持ってどんどん自分の中に吸収をし、自分のスタイルを模索中のかれ。食にはうるさい輩たちをうならせる4品そしてデザート1品を作ってくれたのです。メニューは訳すのが面倒なので、そのままフランス語で紹介します。
1) Trois coquillages en gelee d’huitres de Bretagne parfumee aux algues “Aonori”, brunoise de fenouils et pommes Grany Smith, pulpe de pamplemousse rose.
2) Tarte aux asperges vertes de Provence, agrumes “Yuzu” maceres a l’huile d’amande douce. Veloute de petits pois au sarrasin et coulis de jeunes poireaux.
3) Homard canadien poche au Meursault puis grille a la plancha, beurre d’orange aux amandes torrefiees, reduction de hamard. Asperge blances juste etuvees au beurre d’Echire safrane.
4) Faux filet de boeuf de Limousin (maturarion 21 jours) caramelise au sucre “Dark Muscovado” de l’Ile Mauice, jus de cuisson a l’huile de pistache, galette savoyarde a la tomme fraiche de savoie.
5) Fromage de laurent DUBOIS (M.O.F.)
6) Tarte aux fraises Gariguette, creme legere aromatisee au the vert “Matcha”. Salade de fraises marinees au vinaigre balsamique Granite au Marc de Bourgogne
しんちゃんがどんなスタイルを目指しているのかは分からないけれど、メインが堂々とお皿の中で君臨している料理、私大好き。それでいて爽やかな風がお皿の中で舞っているしんちゃんの料理、今後がとても楽しみでした。
ところで番外編のスペインワインを持参したのはパトリック。いつもテーマからずれたワインを持っていくことで有名。持参したChiviteの1996年、なかなかおいしかったよ。

 2004年4月19日    牛乳おばさん ゆうこ

「牛乳おばさん」
今日は午後から、牛乳おばさんに会いに隣村までお出かけ。
牛乳おばさんとは、毎週土曜日・ボーヌのマルシェで乳製品部門bPのブースを構えているおばさんです。ここの乳製品を食べた時の衝撃といったら!牛乳は濃厚、バターはクリームチーズのような口当たり、「これがバター??今まで食べてた物は何だったの?」と。フロマージュブランに添えるクリームもドロドロで口の中にミルクが広がる何とも言えない美味しさ!フロマージュブランには、蜂蜜派の私もその日から当然クリーム派へと変わってしまいました。
訪問する少し前に電話を入れたもので、残念ながら牛乳は全てフロマージュに使ってしまっため売り切れ。絞りたての牛乳が欲しいなら早めに電話すれば確保しておいていただけるそうです。そうですよね。よく考えてみれば絞りたての牛乳をその日の午後に保管している方が変ですよね。絞りたての牛乳を新鮮なうちにフロマージュに使ってしまわないと。
ビーズ家はマルシェに行くと必ずここの乳製品を買っているのですが、おもしろいのは牛乳は、水のペットボトルに入れて売っているのです。フロマージュブランやクリームの容器は用意してあるのですが、マダムは家からビンを持参しています。初めて連れて行ってもらった時は感激しました。そして、ここの乳製品は3日目を過ぎると酸味がでてきて一気に味が変化してしまうのです。これも、またまた衝撃。。今までバターも牛乳も最低でも1週間以上は味は保てる物だと思っていたのですから。でもそれが本来の姿なのですね。保存料も何も添加していない自然の美味しさ。あまりにも現実の違いを目の前にして、今まで口に入れていた物が怖く感じてしまいました。
村に着いて、家を探しているといかにも牛がいますよという建物を発見。車から降りると小屋から覗いている牛さん(なんと、シャロン産-)と目が合って思わず「マダムー、牛さーん。」と叫んでしまいました。そして、牛小屋を通り過ぎ家の前で最初に目に付いたのは、洗濯物??こんな雨の日に…。
普通なら雨が降っている時は、家に避難させるでしょう。それなのに気にせずそのまま。。何が起きても動じないおばさんは素晴らしい。私達の姿に気づき、ドアの向こうからあのいつもの牛乳おばさんがお出迎え。椅子に座って本を読んでいる牛のような大きなムッシュー。やはり、牛を育ててるだけあって牛に似ている…。予想通り、住居と牛小屋が隣同士で牛と共に生活しているのです。製造部屋も「ここが??」というほど小ぢんまりしていました。
少しの間、マダムとおばさんの世間話。ヴァカンスの話になると「今まで旅行なんかしたことないわよ!1日だって家を空けることは大変なのよ!」ということは、1日も休みがない生活?あんなにヴァカンス好きのフランス人が…。ヴァカンスのために働いている人達なのにー!
帰る車の中で、私は複雑な気持ちになった。私達には自由な時間がある。旅行だって行ける。なのに、1日も自由な時間がとれない人達がいる。しかし、おばさん達がいるから、あの美味しい牛乳が飲める。有難いことです。
でも、牛乳おばさん達は今の生活が、当たり前の生活なのです。その村で生まれ育ち、むかしからしてきた生活。決して贅沢をするわけでもないのだが、彼女達にとっては何よりも一番の幸せな生活なのかもしれません。

 2004年4月18日    マコンのサロン参加報告 管理者

たいした数ではないにせよ、URLをリンクしていただいているサイトに連絡し終えマコンのサロンに行ってきました。

寝坊をし日曜の午後、一番混雑しているはずの時間だったんですけど、そこまででもありませんでした。50以上の蔵の名が並ぶ参加者一覧をもらいめぼしい所をマークしていざ出陣!4時間以上たっぷりと試飲をしてきました。
さすが「フランス全土より!」の宣伝文句だけあり強烈な南仏訛りも久しぶりに聞け、これだけでも行った甲斐があろうかというもの。「ふるさとの訛りなつかし停車場の・・・」1年間身をおいたマディランのスタンドはなかったのですが、それに近いカオールのスタンドにてお爺の説明をたたずみ聞き入ってました。で、購入したワインは全て南。だって安いんですもの。6本入りのケースで20ユーロ前後とスペシャルプロモーションをしている蔵があり、ミュスカセックVDP(ヴァンドペイ)とグルナッシュVDPをそれぞれ購入。そして遠路はるばる来てくれてありがとうなスペインとの国境沿いコリウールとコートデュローヌ2003年をもうリリースですか!と驚きながらそれぞれ数本購入となりました。
しかしミュスカは偉大な品種です。芳香フェノールが他の品種に比べて桁違いに多くどんなにヘタクソに醸造してもそれなりの香る品に仕上がります。反面シャルドネイ等と比べるとあまりにも品種の個性が強すぎてテロワールが見えてこないとか。個人的に大好きなこの品種、ボームドブニーズを買い逃した事だけが心残りとなりました。(売り切れにつき)

 2004年4月16日    NEWS 管理者

URLを変更しました

え?どこが代わったかって?それは・・・
http://perso.wanadoo.fr/bourgonge-seikatsu/  (旧アドレス)
http://perso.wanadoo.fr/bourgogne-seikatsu/  (新アドレス)

微妙に違うんですね。ブルゴーニュのお尻の2文字が違います。何故違うかというと・・私のサイトアドレス登録時の打ちミスによるもの。千砂さんから随分前に指摘を受けていたんですが、やっと変更となりました。ブックマーク、お気に入りの更新よろしくお願いします、並びにリンクしていただいているサイト管理者様変更よろしくお願いします。
私からもリンクしてもらっているサイト宛に変更お願いメール書かねば・・・週末の課題が一つ増えちゃった ToT

 2004年4月14日    NEWS 管理者

4月16、17、18日とマコンにて第2回目となるワインサロン開催
16日は14時〜20時まで、17日18日は10時〜20時まで、昼食スペース完備

入場料5ユーロを支払い記念グラスをもらった後はアルザス地区から始まり、ブルゴーニュ、ボージョレ、ボルドー、ブージー、シャンパーニュ、フランシュコンテ、プロバンス南西地区、ロワール、ローヌ、カオール、ラングドックルシオン地区まで一同にそろったフランスワインが試飲し放題という素敵なイベント。蔵人から直接説明を聞けその場で購入も可能となれば行くしかないでしょう。
このような生産者が全国より集まりワインを売るイベントは大都市各地でよくあり、私も研修時代にはるばる南西地区よりパリまで出向いたことがあります。(皆田舎モノなので車の中で大はしゃぎ)パリの会場ときたら、まあすごい人で、「よーし、今日は5ケース買っちゃうよ!」と一同がこのテンションです。結果、笑ってしまうぐらいの売れ行き。その時は1200本のワイン(マディラン&パシュラン)が2日待たずに完売となりました。(10本テイスティング用、1本破損、12本盗難を除く・・・パリは怖い)
今回はマコンで消費者として参加です。遠路はるばるやってきてくれる生産者に敬意を表し予算100万円で1000円ぐらいの美味しいワインを1000本ぐらい買って来たい!・・・でもそんな予算も無ければそんなに乗せる車も無ありません。という事で敬意を表しながら2万円で3ケースほど慎ましく買ってきたいと思います。

 2004年4月13日    日記 Bize 千砂

4月13日
こんなにも時間のやり繰りが下手な人間だったかなと思ってしまうほど、毎日やり残しが多くて、寝る前にため息をついてしまいます。特に先週は試飲会プラスディナーという日が続き(この時期ヴィニュロンたちはこれから来る大忙しのシーズン到来を前にあわててお友達を招待するのです)、波の収まった土曜なんかはもう一日中体がだるく、いつものマルシェに行く元気もありませんでした。
月曜日にメオ・カミュゼに行ったあと、水曜日はラフォンのところでビオディナミの勉強会がありました。木曜日はエチエンヌ・ド・モンティーユを総支配人とするシャトー・ピュリニーに呼ばれ、金曜日は昼は我が家でカナダ人のお客様を招待し、夜はオスピス・ド・ボーヌのワインの落札額が毎年2位、3位のクルチエの家で食事でした。
ビオディナミの勉強会は非常に興味深いものでありました。ブルゴーニュの老舗ドメーヌグループであるドメーヌ・ファミリオの定例会として開催されたこの勉強会。ビオディナミの専門家を招き、ドミニック・ラフォンが進行役を勤め2時間ほどの講義があり、その後コント・ラフォンのワインと共に親睦会のような形で進みました。
ビオディナミについてはインターネット上で「ビオディナミ」で検索していただければ幾つか詳しく説明がされているのでここでは割愛させていただきますが、今回の講義で印象に残ったことはことを要約すると次の通り。
「地球は私達と同じ生命体である。今、その地球が危機に瀕している。とくに20世紀半ばから人間の皮膚に相当する地表の硬直が著しく、それが各地での大洪水や地すべりの原因となっている。トラクターが原因で畑が押しつぶされたとかいうレベルではなく、たとえトラクターの入らない森でもトリュフの量が激減しているなど、深刻な状態である。そんな地球を救えるのは人間の英知による。ビオディナミは人が仲介者となり天地、天空のエネルギーを循環させ大地に活力を与える農法である。」
こういう考え方私大好き。今まで月のカレンダーを見て作業をするとか、ビオディナミの特異な部分だけをとりたてて、めんどうだと思い全く知ろうともしませんでしたが、このホリスティックな農法、どうやら詳しく知る価値がありそうです。
というわけで、インターネットで早速ビオディナミの本を注文(もちろん日本語のものを)。そしてビオディナミを最初に唱えたシュタイナー博士の著書も数冊注文。この博士、子供教育や芸術方面まで幅広いジャンルに影響を及ばした方のようです。
ドメーヌ・ビーズはリュット・レゾネ(いわゆる減農薬ですね)を実践していますが、ビオディナミに移行する日も近い?パトリックもビオディナミの実践者であるラファルジュに話しをきこうかなとつぶやいていました(きっとブルゴーニュの生産者の中でビオディナミを頭と体で一番理解している人物)。
金曜日夜に招待された家では、オスピス・ド・ボーヌのワインをいろいろと飲む機会に恵まれました。中でも1999年のボーヌ プルミエ・クリュ キュヴェ・ニコラ・ロランはバランス、ボリューム共に素晴らしく脱帽。そういえば、1999年のオスピス・ド・ボーヌ マジ・シャンベルタンを落札した奥山先生。最近飲みましたか?

 2004年4月12日    参加報告 管理者

4月11日 トンネールワインサロンにて

50件を超えるスタンドが立ち並び、ヨンヌ県を中心にフランス全土からワインや地方郷土料理等を紹介するこのイベント。シャブリの蔵が多かったものの、シャンパーニュ、アルザス、ボルドー、果てはバスク地方やドイツのスタンドまでありすごい賑わいをみせていました。参加費2ユーロを払って会場に入り、グラスは別途3ユーロで購入なのですが、しっかりとマイグラスを持参していけば現地で購入しなくてもOKなんですね。タートバンを首からぶら下げてそれで試飲しているおじいさんもいます。ちなみに私は足の無いウイスキーのテイスティンググラス、胸ポッケにすっぽり収まるので便利です。気に入ったワインはその場で購入可能とあって皆ケース単位でガンガン買っていました。
左の写真はトンネールの騎士団達です。シャブリは緑と黄色、色合いが少々異なります。トンネールといえば右の写真の泉、フォッス・ディオヌが有名でついでに見物してきました。大量の湧き水が絶えず流れ出ているので町中に水路が走り回っています。トンネールはワインの町でもあり水の町でもありました。

 2004年4月10日    NEWS 管理者

2003年オスピス・ド・ニュイサンジョルジュ落札価格前年比25%アップ!

25%アップなんて景気のいい話ですね。公式ページを良く見るとロットによっては60%以上高くなってます。去年も例年より少々少ない生産量だったんですが114樽ありました、な〜んと2003年は79樽しかありません。他の小さな蔵たちものどくらい価格を上げてよいものか頭抱えている最中、この数字は少なからず励みになったのではないかな。まさか半分しか取れなかったからって価格2倍には出来ないとどの蔵でもききますが、値上がりは必死です。プレミアムな2003年を狙うより2002や2001を集めたい管理者です。お手ごろ価格で美味しい1999はすでに見つけにくい年になってますよね・・・

 2004年4月10日    居候記 ゆうこ

「自然と接している毎日」

最近は、フランボワーズの剪定やローズマリーの間引き、お花達の植え替え作業などに挑戦している毎日。フランボワーズはぺリエールの畑の隅に20メートルほど1列に並んでいます。葡萄の剪定で少しばかり慣れたおかげでスイスイと枝を切りまくり自己満足の私。
毎年豊作のフランボワーズはユウゴとナスカが摘んでいるそうなのですが、といってもユウゴはフランボワーズが大好き。一向にかごの中はいっぱいにならず、ユウゴの口に中に消えていってしまうらしい。今年は私も、ユウゴに負けずおもいっきりフランボワーズを食べまくろうとひそかに考えております。(食卓で食べるフランボワーズが無くなったりして)。今年も美味しい葡萄とフランボワーズができますように…。
ローズマリーやたくさんのハーブ達は、ほっといても毎年莫大な量に変身するので大変だそうです。ローズマリーの切った枝は燻してローズマリー風呂にする予定です。うーん、疲れた体も一気に元気になりそう。楽しみです。
ビーズ家の庭先には、素敵な花やハーブ達がいっぱい。マダムから花の説明を聞きながら、フムフム。なにせ私は、今まで花には興味がなかったもので、花と名前が一致しないレベル。祖母も母も花が大好きで、花に囲まれて育ったはずなのですがただ見ているだけの無関心な娘だった気がします。でも、大人になってようやく花に対する愛情が芽生えてきました。花は心を豊かにして人を幸せにしてくれる。花束をプレゼントされた時なんかは、妙に感激したりして。(プレゼントされたことなんか数えるぐらいしかありませんが…。)ぜひ、この機会にマダムから色々と教わろうと思います。
ここサヴィニー村で生活を始めて、改めて日本の故郷が懐かしく思えます。田舎で育ったもので、子供の頃は椎茸や山菜を採りに行ったり、川で鮎をつかんだり、おばあちゃんの家の近くで牛の乳搾りをしたりと自然が目の前にある生活が当たり前でした。今思うと、恵まれた環境で育ったのだなと幸せに思います。しかし、あの頃はありがたさに気づかず高校卒業後、都会に憧れ東京に上京したのです。
ここでの生活は、野生のマーシュやキノコを採りに行ったり、近所のおじさんが釣ってきた鱒を食べたり、ハーブやお花、果物を育てたりと私の子供の頃の生活そのものです。しかし、当たり前だったこの生活が、今の日本の子供達には味わえないのではないのかな?その点、ユウゴもナスカも自然の中ですくすくと育っています。すごく贅沢なことなのです。しかし彼らは気づいてないのでしょうね。きっと大人になったら幸せだったことに気づくのでしょうね。今の私みたいに…。
でも、今日ユウゴがうれしいことにお花の鉢が倒れているのに気づき、元に戻してあげているところ見て感心しました。お菓子が待っているとても急いでいる時だったのですが…。普通子供ならお菓子のことで頭いっぱいなのに、なんとやさしい子なんでしょう。彼は既に、花に愛情をもっているのでしょうね。なんだか、そんなユウゴを見ていると更に幸せな気持ちになりました。

 2004年4月8日    日記 Bize 千砂

4月6日
現在、庭の木蓮が満開。去年、一昨年と比べると10日ほど春の訪れが遅いような気がします。
夏時間になってから8時を過ぎてもまだ明るく随分と日は長くなったのですが、まだまだ寒い。外に出る時はジャケットを着ないと風邪をひいてしまうくらい。
それに今週は雨がちで外で働く陽気ではありません。なので、いろいろとテイスティングに繰り出すことにしました。
スタートはメオ・カミュゼ。試飲会場で一緒になることはあっても、蔵でテイスティングをするのは始めてです。2002年と2003年、そして前のヴィンテージを幾つか試飲しました。
はっきりいって美味しい。でも物足りない。全体的にそんなかんじでした。
果実味が表に出てきてそれを質・量共に申し分のないタンニンが中からささえている出来のいいタイプ。当主のジョン・ニコラはアペラシオンを非常によく理解して(勉強しているのがよくわかる)、うまくその個性を引き出す造りをしているのです。
でも、よく煮含まっておいしいんだけど、あとひと味足りない煮物のような印象がどうしてもアフターで感じてしまう。どうして…
重くべたっとなりがちな煮物を最後に引き締めてくれるのが「」。そう、メオのワインにはエレガントなブルゴーニュワインには必ず存在する筋の通った「酸」というのもが感じられない。 
2003年はただでさえ酸の値が低い年だったのですが、ジャン・ニコラ、やはり酸とどう向き合うかで悩んだみたい。ビーズの場合、ナチュラルな酸を少しでも残すために早い時期に収穫をスタートし、そしてバランスを良くするために「補酸」を躊躇することなく行いました。メオは収穫のスタートが遅れたことに加えて(ピノ・ノワールの不規則な熟成がスタートの時期をいつにするのかという判断を鈍らせた)「補酸」を躊躇したのではないでしょうか。ジャン・ニコラの言葉の端々に「結果的にナチュラルな酸で十分だった」というコメントがあり、それが耳につきました。
ただ、例年よりも新樽の使用率を下げたため、いつもの乾いたような印象はなく、アフターが最後まで果実味に包まれるような素直なタイプで、「これがカリフォルニアのピノ・ノワールだったらとっても美味しいのになあ」と思っていたのは私だけではなかったようです。

 2004年4月7日    居候記 ゆうこ

『ビーズ家の人々』
ここサヴィニー村での生活にも少しずつ慣れてきて、すっかり馴染んだ気で毎日過ごしている今日この頃です。パン屋のきれいなお姉さん(またここのパンがおいしいのだ。)スーパーのおばちゃま、ユウゴとナスカの学校のお友達、会う人会う人みんながやさしく声をかけてくれる。いつでもみんなニコニコ私もニコニコ。本当にこの村は居心地が良いのです。
そして、ビーズ家の長男ユウゴと長女ナスカは私の大事なお友達です。(私のカタコトフランス語でお話しできるのは彼らだけ)おかげでフランス語の勉強になっています。遊びながら覚えているつもりなのですが、それはそれで大変。彼らのレベルについていくのはもちろん彼らのパワーについていくのはかなりの体力がいります。お年なのでヘトヘト…。ほんと次から次へと飽きずに遊べるものです。そして1日中同じテンションでいれる子供達はすごい。そして子供達はとても純粋だなと思う。なんでそんな一言で大笑いできるの?ということを何度も言っている。例えばピピ(おしっこ)とか下品な言葉を名前の前につけて私の場合なら「ピピゆうこ」と呼ぶことで大ウケ。大人になるにつれて冷静になっていく心、どうかいつまでもこの純粋な心を忘れないで欲しいです。
ほんと可愛くて可愛くてしょうがない二人、だから毎日ずうーと一緒にいたくなっちゃうのです。
ユウゴはすごくやさしくお調子者。そして、とても絵が上手なのです。子供の絵は独特でみんな上手だと思うかもしれませんが、彼は才能があるのではと期待しています。ワインを造る傍ら画家のユウゴ、将来が楽しみです。
ナスカは意志は強いのだがとてもはずかしがり屋さん。そして、ダンスが大好きな女の子。いつも歌いながら踊っているのですがそのダンスがまた可愛い。彼女はこの美貌で踊れるモデルになることを楽しみにしております。
そして、ビーズ家の当主(パパ)のパトリック。彼は、シモン・ビーズのワインそのものですごく繊細なお方。その上、とてもきれい好き。
私がここに来た時の初めての仕事は、カーヴの掃除でした。シモン・ビーズの広いカーヴの掃除を終えてパトリックのチェック。結果は無事合格。「カーヴがきれいな事が一番大事なんだ。」と一言。パトリックいわく、カーヴがきれいな造り手は美味しいワインを造るそうです。うーん、なるほど。
その後、掃除試験に合格したおかげで、「僕の仕事部屋も頼むよ。日頃、誰にも触らせない大事な部屋なんだ。」と。もちろん次も合格でしたよ。
ところで私の趣味は食べる事、飲む事、掃除をする事なのですが、フレンチ修行時代も掃除の毎日。そして良いのか悪いのか神経質なので納得いくまでやってしまう…。そういえば、母から「子供の頃からイヤな娘だったわよね。私が掃除した後からまた掃除をしたりして。」と笑い話にされてしまう。というほどの掃除好きというか嫌な娘なのです。まあ、趣味を活かせて良かったと思うことにします。
話しがずれてしまった…。パトリックの話に戻りますが、彼は一日中厳しい顔で働いています。休みの日でもカーヴに行ったりして、頭の中は常にワインの事でいっぱい。でも、夜はやさしいパパに大変身。そしてご機嫌な時は変なダンスをご披露されてしまう。自分では普通に踊っているらしいのだがどう見てもおかしい。マダムと注意しているのだが
一向に変わらない。子供達がマネしたらどうするのよと思いきや、既に遅かったのです。ユウゴダンスもパトリックと同じ怪しいダンス、その上最近、パトリックを見るたびユウゴに似ているなと感じています。あーユウゴ、ダンスだけは才能がなかったのね。幸いナスカはマダムに似て素敵なダンスを踊っております。ホッ。パトリック、好き放題書いてごめんなさい。でもそんなパトリックが大好きなのですよ。
そして次はブルゴーニュのドメーヌ初の日本人のお嫁さん、マダム千砂さん。サヴィニー村を一気に有名にした女性。もしかしたら、歴史に残る人物かも…。
私同様飲み食いが大好きで、毎日昼、夜一緒に飲んでおります。すみません。本を読んでイメージしていた性格の人。ひと目会った時から惚れてしまいました。やさしくてたくましくて、細かいことは気にしない人。どちらかと言うとパトリックの方がとても女性的かも…。実は素晴らしい家柄のお方。でもなんでもできちゃう完璧人間ではないところが嫌みではない。苦手な事もあるらしい…。そうそう「面倒くさい事が嫌いなのよ。」と言ってお化粧もしないでとても自然。いやいやマダムー、面倒くさいからといって誰もがスッピンでいられないって!美しいからできるんだって。とても羨ましいかぎりです。たまにお出かけスタイルに変身した時なんか、同じ女性ながらドキッとしてしまいます。パトリックがいまだにベタ惚れなのも分かる気がします。
村の人にも愛されていて、もちろん子供達もいつも「マモン。」と追い掛け回しております。でも一番追い掛け回しておりますのは、パトリックかも…。
またまた、好き放題書いてしまったのですが、ひとつだけ言える事はビーズ家は素敵で大好きということです。まあ、いつもパトリックに「クビだー。」とからかわれながらもしぶとく生活している私です。

 2004年4月6日    NEWS 管理者

2004年利き酒騎士団による春のテイスティング終了
約200人のテイスターが集まり、ブルゴーニュの赤ワイン883銘柄から265銘柄が選ばれました。

ブルゴーニュの恒例行事の一つ、利き酒騎士団による利き酒です。実はこれ一般からもテイスターとして参加でき、私の友人達も随分と前に参加ていました。ワインの表記は英語か仏語なのでそれさえクリアーすればOKなんですね。さて今回は30%の赤ワインが合格し、利き酒騎士団ラベルまたは利き酒騎士団バックラベルを貼る権利を得たわけです。白と泡に関しては秋に行いますが、毎年の合格率はだいたいこの30%前後で「結構厳しい合格率」なんですよね。「俺の舌は辛いぜ」という評論家、雑誌関係者等が多く参加しているのでしょうか?(確か20点満点で13点以上は合格だったハズ・・)テイスターが全て生産者だったら合格率50%は超えると思うんですけどね・・点の安さは金ちゃんの仮装大賞並。「これも美味いな!あれも美味い!全部美味い!」では大賞は?皆一斉に「おらがワインだ!」ってな具合。

 2004年4月5日    日記 Bize 千砂

4月4日
ヴォルネーのドゥ・モンティーユ家がコルトンの丘に1haにも及ぶ畑を購入したのはご存知のとおり。うらやましい限りです。
このニュース、地元ヴィニュロンの耳に入ったのはひと月ほど前。かなりの衝撃でした。少なくとも私にとっては。というのは、私、パトリックに是非ともコルトンを造って欲しいのです。
パトリックはピノ・ノワールの持つ果実味と高貴な香りを引き出すことに長けた醸造家だと自負しているのですが、その彼が、しかも地元でコルトンの地を知り尽くした彼が造ると、重厚な性格を持ったコルトンがどのような姿になるのか、とても飲んでみたいのです。が、なかなかその願いは叶わず。
というのは、グラン・クリュクラスになると畑の売り物がまずでてきません。売り物件があったとしてもそれは表面下で取引が行われ、発表される時はいつも「ドメーヌOOがXXを購入した」と過去形になるわけです。
なのでかなりの情報収集能力が問われます。ドゥ・モンティーユ家の場合、ユベールお父さんが地元弁護士会の重鎮であるが為、その点に関してはかなり有利な立場にあります。
そして更に、たとえ情報が入手できたとしても資金がなければどうしようもありません。グラン・クリュだと1haあたり1000万フランは降らない、つまり2億円相当といわれるのですが、その金額を急に用意しろといわれても、そう簡単にはいきません。
その点においてもドゥ・モンティーユ家は有利な立場にあります。なんせ、長男のエティエンヌは(元)銀行員。資金調達能力に長けているわけです。
ドゥ・モンティーユ家には子供が3人いますが、エチエンヌはもちろん、末っ子のアリックスの存在もとても大きい。彼女はかなり優れた醸造家です。ムルソーのJ・Mルーローと結婚をして白のノウハウを身につけ、J・Mと別かれて少し放浪した後、ドメーヌに戻ってきました。と同時にJ・Mとの仲も戻りつつある。その彼女がいるからこそ、ドゥ・モンティーユ家は自信をもって赤・白ともに畑を拡張していけるのでしょう。
で、ビーズのコルトン。いつになったら実現するのでしょうか。どなたか、2億円ぐらい簡単に用意できる方はいらっしゃいませんか。ブルゴーニュの畑のオーナーになるチャンスです。

 2004年4月4日    参加報告 管理者

4月4日ブーズロン村のお祭りにて

ジャンボンペルシエとアリゴテブーズロンのマリアージュを楽しんでもらおうというこのお祭りでしたが、あいにくの曇り空ながら沢山の人でにぎわっていました。2つのジャンボンペルシエ生産者と14のワイン生産家が31種類のワインを持ち寄って皆で「たべながら飲む」というコンセプト。試飲ではないので全部は飲めませんでしたががんばって11種類を飲んできました。
帰りに気に入ったワインを全て6.5ユーロで買う事もできました。アリゴテの中ではH&Pジャクソンが飛びぬけて美味かったので購入。ブーズロン村の村長さんでもありDRCの共同経営者でもあるデュビレーヌ氏のドメーヌデュビレーヌも参加しており、6.5ユーロは安いのでは?と思いつつ樽の効きまくったブルゴーニュシャルドネイも購入。暑くなるのを待ってバーベキューしながら飲みたいワインです。

 2004年4月3日    キノコ 管理者

さて、お散歩に行ってきましたがモリーユちゃん(アミ笠だけちゃん)はみつかりませんでした。食べたくなりそうなキノコは一つも無く、1時間の森林浴です。

でも帰り際になんと道路に生えたキノコを発見。もう少しで道路を横断できたのに、こんな所に胞子落ちちゃたんですね。朝露を源に元気に生えたはいいけれど、こんな日当たりが良くてはすぐに乾燥してしまいます・・・私が見つけたときも半分ミイラちゃんでした。

次こそはモリーユ見つけるぞ!

 2004年4月2日    NEWS 管理者

4月3日と4月4日コルゴロワンのDomaine Desertaux-Ferrandにて蔵開放試飲会!

今回で5回目となるこの試飲会、ここの蔵だけでなくシャブリやシャンパーニュ、ピノデシャラントも試飲できるみたい。そしてなんと予約すれば醸造学の授業を受けられるとい素敵な企画もあります。今週末はいたるところで試飲会やお祭りがあり、忙しくなりそうです。

 2004年4月1日    日記 Bize千砂
3月31日
最近のユウゴの成長振りには目を見張るものがあります。電話に出て「ママはいない」と応答したり、先週末パパと2人で行ったパリでは、古本屋で夢中に本を探す父親に「大変申し訳ないけれど、ここに座って待っているのに飽きちゃった。」としっかり自分の意思を伝えたりと、1年前まで数えられるくらいの単語しかしゃべることのできなかったユウゴと同一人物とは思えないほどです。
言葉だけではありません。何かにつけて、分からない、出来ない、と全く自分に自信のなかった男の子だったのですが、今や何にでも挑戦をするたのもしい少年になりつつあります。
中耳炎の手術をしたことで良く聞こえるようになり、またリビングからテレビをなくしたことで親子の触れ合いの時間が大いに増え、一緒に遊んでくれるママと真剣に怒るママの両方を理解してくれるようになり、ユウゴの行動に責任感のようなものがでてきました。
フランス語が難しい言語だからでしょうか、ortophonisteという言語指導の専門医がフランスには多くいて、ユウゴは週に2回通っていますが、その先生からも見違えるほどの成長を示しているといわれ、これで大丈夫と思っていた時に、さらなる課題が出てきたのです。
念のために、と眼医者に連れて行きました。この眼医者、単なる眼医者ではなかったのです。
視力や目の動きのチェックをした後に、パンツいっちょになって下さいという。そして歩いてみてというのです。首や腕を動かして筋肉の動きを見たりもしました。
「どうやらユウゴ君は筋肉の動きが正常ではないために、体に力が入り過ぎています。だからすごく筋肉質な体質でしょ。筋肉はありとあらゆる神経と結びついていて、視力や判断能力、言語能力、運動能力など、と多方面に影響を及ぼすのです。異常な働きをする筋肉を矯正する方法は2種類あります。プリズマとうメガネをかけて目から矯正するか、特殊な靴の中敷をして足元から矯正する方法です。ユウゴ君の場合はまだ小さいから足元からやっていきましょう。なので、足の専門医のところへ行ってください。」
と、目医者で足の専門医を紹介されたのでした。
確かにユウゴは、赤ちゃんのころ四つんばいのハイハイではなく、足を1本折り曲げてゴリラのようにハイハイをしていました。それに落ち着きがない。それらは、この筋肉の異常とかなり関係があるとのこと。
この眼医者、ディスレクシー(文字が左右対称に見えたり、長い単語などのスペルが理解できないなどの文字の認識障害)と筋肉や姿勢の関係を研究していて、ディスレクシーに限らず、学習障害や多動性障害がそれと大いにかかわっていると力説しているのです。
実際、ディスレクシーや他の学習障害で規定の就学過程からドロップアウトし、その原因は精神異常からくるとされ精神科にまわされていた子供にプリズムめがねをかけさせると、行動が落ち着いたり、文字を読めるようになったり、という事実が多く見られるのだそうです。
というわけで、ユウゴは特殊な靴の中敷をしています。外からは全くわかりませんが。
それにしても、よくもまあいろんなことのある子です。昔、子供に無関心だった私に、神様が「子供は世の宝。子供は放っておいても大きくなる、のではなく、親が真剣に付き合い見守っていかなければならないのである。」とまるで私に警告しているかのように思えます。
 2004年4月1日    居候記 ゆうこ
「過酷な剪定作業・初日スタート」
(2月第1週目のレポート)

本日は初めての剪定に挑戦。ここに来て一週間は雪のため畑仕事はお休み(主にカーヴでの仕事でした。)はりきって作業着・長靴を履いて畑へ出発。
私は収穫時期の華やかな畑でしか作業をしたことがなかったのですが、何もないけれど全てがここから始まるこの地味な畑も魅力的ですっかり感動。
さて、剪定といってもどこの枝をきればいいの?パトリックがお手本を見せてはくれたもの理解していないまま、はさみを持たされて作業がスタートしました。
-「えっ、この枝は切ってもいいの?」と考えながら切っているとみるみるうちに隣の列のエディーとニコラにおいていかれているではないですか!!「待ってくれー。」と心の中で叫びながら急いでいるつもりなのですが、いつまで経っても距離は変わらいまま。リズミカルに片手で切っている二人に比べて私ときたら太い枝は両手を使わないと無理無理。さすがベテラン軍恐れ入ります。なんだかお手伝いというかお邪魔虫の私でした。その上フランス語もできない小娘をまかされて。エディー・ニコラごめんなさいね。後で聞いたのですが剪定のコツは、次の枝の切る位置を決めながら(視点は常に次の枝)手を動かす。なるほどねー。早く教えてよ。とりあえず、午前の作業は終了。
覚悟はしていたのですが、畑仕事は想像以上にキツイ作業です。体力には自信があり田舎育ちの私ですが腰が固まってしまいました。その上、先週雪が降った時ナスカを抱っこしたままはりきりすぎて背中から滑ってしまい、尾てい骨を強く打ってしまっていたので冷や汗をかきながらの戦いでした。いくらワインを愛していても畑作業はべつもの。彼らがこの過酷な作業を行っているから美味しいワインが飲めるのです。毎年畑で葡萄を育ててくれてありがとう。
ここで、Domaine Simon Bizeの従業員をご紹介いたします。
エディーは勤続20年の大ベテラン。畑作業はもちろんトラクターの整備まで何でもできちゃうおじさん、二コラはタシュロン(畑専門の仕事をする人)の息子さんで物心着いた時から畑作業を手伝っていたので力仕事でもさっとやってしまう畑歴の長いベテランさん。
マリールイーズはとても愛想のいいおばちゃま。とにかくいつでもどこでもしゃべっている。いつも話しかけてくれるのだが会話についていけなくてごめんね、あと半年待ってね。フランス語がんばるから。そしてギヨム、彼は醸造専門のヴィニュロンのエリート。品が良く容姿から育ちの良さがでていて、誰にでもやさしいいかにもモテそうなタイプ。きっと勘違いしてしまう女性がいっぱいいるのでは。まあ、残念ながら二児のパパです。
みんな本当にいい人達で私は大好きです。素晴らしいワインを造るパトリックの下だからこそ素晴らしいメンバーが働いているのですね。

とうとう相変わらずのスピードのまま本日の仕事も終了。次回は皆様にご迷惑かけないようにがんばります。まだまだ長い剪定作業は続くのであります。


「過酷な剪定作業・二日目」

本日も果てしなく長い剪定作業。広い畑を眺めながら、ここに居れる自分がすごく幸せに思う。そう感じながらも過酷な作業を一人で黙々と始めました。何を考えながら切っていたのだろう。美味しい葡萄ができますようにと願いながらはもちろん、お腹空いたなぁーとか全然関係ないことまでも。そして今までの人生など妙に真面目に考えちゃったりして。面白い場所です、畑とは…。
今日の朝、とてもうれしい出来事があったのです。二コラが「これを使え!」と油をさして使いやすくなったハサミを渡してくれたのです。この時の感激といったら…。
実は、私の使っていたハサミは重くて切りずらい。私自身に問題があるのに、ハサミが重たいからだと少しハサミのせいにしていた私。それを見ていた二コラのさりげないやさしさ。自分を表現するのが苦手な彼は一見難しそうな人と見られがち。でも本当はあたたかい人。この何日間でほとんど口をきいてもらえなくて少し落ち込んでいたのですが、初めてコミニケーションがとれて少し距離が縮まった気がしました。より一層シモン・ビーズのメンバーが大好きになりました。
本日の仕事といったら、ハサミのおかげといったら何ですが、少し早くなった気がして絶好調??そして、本日の作業も無事終了。大満足の二日目でした。

 2004年4月1日    管理者
さて4月です、茸狩りが好きな私。楽しい季節となってきました。去年は全く見つけられなかったモリーユを今年こそはと意気込んで森を散歩してきたいとおもいます。私のホームの森ですが、ボーヌからぶどう畑とは全く反対方向に車で飛ばして10分ほどの場所で、おじいちゃん、おばあちゃんの散歩コースにもなっているほのぼのとした場所です。 そして、ちとタイムラグありますがゆうこちゃんの剪定記をアップしました。